お客様各位
【1月18日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=148円13銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:37,266.67(-94.45)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:8230.0(-50)
②午後売:8212.5
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:3.7325(-0.034)
④金:2002.6(-23.4)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油: 72.56 (+0.16)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1270円
②ロンドン午後:1260円
③N.Y. : 1270円
※ニューヨーク為替引値(円)
148.15-148.17(0.97円安-0.94円安)
【1月17日:昨日の状況】
※国内銅建値1260円 (1月16日より+20円)
《マレーシア3》
※さてマレーシアの被覆線スクラップナゲット加工業者ですが、
原料である被覆線スクラップの仕入先を、日本だけでなく台湾
やシンガポール、遠くはヨーロッパにまで広げています。特に
日本からと決めているわけではなく、価格が合う荷物を、世界
中どこからでも輸入し加工する。
※そこら辺は、日本の金属スクラップ業者のように「原則、日
本国内仕入(ガラパゴス)」というわけでなくWorld wideです。
※現地の人件費は1か月約2500〜2600リンギットで、1リンギッ
トを30円で計算すると、日本円で月給が75,000円〜78,000円に
なります。ざっくり日本の三分の一から四分の一でしょうか。
※被覆線スクラップ1コンテナ25トンを輸入すると、5台の破砕
機と5台の選別機(湿式のテーブル)を使い、1日(10h)で加
工を完了するという仕事のスピード感です。
※但し、歩留まりの低い物(銅歩留30%)を加工さた場合です
(付き物の付き具合と、スクリーンサイズで、だいぶ加工量は
変わります)
※ちなみに現場労働者は全員パキスタン人。ジョホールの別の
工場も同様で、ミャンマー・スリランカ・ネパール出身の労働
者がメインでマレーシア人は全然いない。
※笑えないのが日本の状況で、弊社のナゲット加工工場に派遣
されてくる派遣労働者も、同じ国々の出身者。パキスタン・ミ
ャンマー・スリランカ・ネパール・あとは他にいてもベトナム
人。
※つまり東南アジア・西アジア、人件費の安い国からの労働者
が、金属スクラップのリサイクル業を支えていることになりま
す。
※シュレッダーにしてもナゲットにしても「中国式機械」を使
用した金属リサイクルは「労働集約型」なので、マンパワーを
使わざるを得なく、そのマンパワーはマレーシアも日本も外国
人頼みという構造。
おまけ
「電気代が安かった」
「人件費が安かった」
「ゴミ処理費が安かった」
と、昔に憧れるのをやめましょう!
※雑線(ヤード持込):【1月17日現在】
【1】ワイヤーハーネス:450円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):430円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):360円前後
【4】雑線B :260-290円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】
以上
【添付ファイル】
* IMG_8364.jpg
https://www.mlist.ne.jp/archive/attach/tokyoshigen/4bc5cbecdf1fc0a4bd661a96e76af0e7/3019/