《新人スタッフ採用・今昔》
【1月24日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=156円02銭【08:00現在】
※N.Y.ダウ:44,565.07(+408.34)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 9056.0(-67)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.2995(+0.028)
④金:2763.1(-4.5)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤ 74.62(-0.82)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1460円
②ロンドン午後:ー
③N.Y. :1530円
※ニューヨーク為替引値(円)
156.05-156.06(0.48円高-0.48円高)
【1月23日:昨日の状況】
※国内銅建値1480円(1月22日より+10円)
《新人スタッフ採用・今昔》
※人手不足が言われて久しいのですが、我々金属スクラップ
業界は、3K、4Kの仕事と言われ、経営者が新たにスタッフを
採用することは、より一層困難な状況にあります。
※先日、お客様の社長と話しているときに話題になったのは、
社長や専務など経営陣の方々は、新人スタッフを募集しても
面接に来ない、面接しても入社しない、採用したら使えない、
を、ここ何年も繰り返し経験しているので、人手不足の状態
に慣れてしまった感があるという話。
※経営者にしてみれば、会社のスタッフ数が足りなければ、
そもそも仕事が成り立たないので、(言い方は悪いですが)
新人スタッフのスペックを下げても、我慢して採用しよう、
我慢して働いて頂くしかないと考えます。つまり、新人採用
に対して妥協している。
※一方、経営陣ではない、工場長(や現場長・中間管理職)
の方々は、経営者の苦労する採用活動自体に携わっていない
ので、10年前、20年前と、同じ発想で新人スタッフを迎えよ
うとする。 経営者の採用が今より容易であった時と同じよ
うに、新人スタッフが会社に入って来ると思い込んでいる。
※そのため工場長にしてみると、自分が若く新人スタッフで
あった時教わったように、厳しく指導された通りに、新人ス
タッフを指導します。
※ところが、新人スタッフはここ数年の超売り手市場(人手
不足)に慣れているので、厳しかったり、面倒だったりする
仕事をやりたくはない。工場長の(昔式の)指導には耐えら
れない。
※結果として、どこの会社も新人採用が余計うまくいかない。
もしくは採用しても新人スタッフの仕事が続かないことにな
っているのではないか。
※勿論、工場長に仕事の指導方法を変えて、仕事のレベルを
落とせ!と言っているのではありません。 但、かつては、
指導と称して大声を出したり、怒鳴ったり、なんなら鉄拳制
裁をしていたものが、当然、今の世の中では許されません。
同様に、指導するでも、言い方や説明の仕方を、今の方式に
合わせるしかないのだと思うのです。
以上