お客様各位
【1月25日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=130円16銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ: 33,733.96(+104.40)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売 : 9308.0(-32.5)
②午後売 : 9267.0
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅 : 4.2455(-0.0085)
④金 : 1933.9(+6.8)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:80.13(-1.49)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1260円
②ロンドン午後:1260円
③N.Y. : 1270円
※ニューヨーク為替引値(円)
130.15-130.18(0.51円高-0.51円高)
【1月24日:昨日の状況】
※国内銅建値1270円(1月24日より+20円)
《期末》
※日本の大手企業は決算期を3月にしている会社が多く、
1月~3月は期末に向けた在庫調整時期であります。
※そもそも在庫調整は何か?と言えば、決算期に在庫の量
が多いと決算書(特にB/S)上の“見栄えが悪くなる”為、
なるべくスリムな在庫量にしたいとう、メーカー側の意向、
希望です。
※例えば、売上高1200億円の企業は、月間の売上高が100
億円で、その売上に対する1か月分の原料在庫金額をその
半分の金額50億円と仮定します。
※1か月分の在庫を持っていると期末在庫は50億円、2カ月
なら100億円、3か月なら150億円・・・。
※製造現場からすれば原料在庫量は多いほど安心でしょう
が、株主からすれば真逆の発想となります。
※株主は、その企業に対して「なるべくお金を使わないで
利益を上げて下さい(資金効率を上げて下さい)」と要求
するので、決算のときにある在庫量は少なければ少ないほ
ど、その企業を優良企業だと評価できるのです。
※だから企業は株主にいい顔をする為に、期末の在庫量を
スリムにしたいのです。
※さて何の話かと言えば。
国内メーカー向け銅系スクラップは、電線も伸銅も銅箔も、
足元大変売れにくいとの話が聞こえてきます。一昨日参加
したリサイクル環境推進部会の出席者も同じような反応を
されていたので、みな共通の認識と思われます。
※これは国内需要低迷や米国・中国の景気にもよるとは思
うのですが、1~3月期が在庫の調整時期であることも、
その一因だと考えます。
※振り返ってみると、ここ20年くらい、期末に在庫が欲し
いからもっと買いたい!というメーカーの話を聞いたこと
がない。
おまけ:
先日、シンガポールのあじのたたきが一皿3,300だったと
書きました。昨夜、それ以上の衝撃が走りました。
東京のど真ん中:四ツ谷駅近く、しんみち通りの居酒屋
赤札屋さんのメニューを見ると、
あじの刺身が一皿300円!!!
シンガポールの10分の1以下。『Cheap Japan!』恐る
べし。
※写真添付しておきます。
※雑線(ヤード持込):【1月24日現在】
【1】ワイヤーハーネス:440円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):410円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):355円前後
【4】雑線B :250-280円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】
以上
【添付ファイル】
- IMG_0668.jpg (40KB)