お客様各位
【1月29日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=104円24銭【07:30現在】
※N.Y.ダウ:30,603(+300)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 7778.5(-116.5)
②午後売: 7919.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:3.583(+0.022)
④金:1837.9(-7)
※WTI原油先物
⑤原油:52.34(-0.51)
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:860円
②ロンドン午後:870円
③N.Y.:870
※ニューヨーク為替引値(円)
104.21-104.24
【1月28日:昨日の状況】
※国内銅建値870円(1月14日より-20円)
《12月輸出通関統計》
※月一恒例、
(株)日刊市況通信社様提供、銅系スクラップの輸出通関
統計(12月即報)です。
※銅くず・真鍮くず、また、雑線・雑品の日本→海外への
数値となります。
※国別。( )は数量・単位はトン
韓国(1,572)、中国(31,198)、台湾(468)、香港
(2,456)、タイ(873)、マレーシア(12,403)、
フィリピン(387)
〈その他の国は数量が少ないので無視〉
※合計は49,672トンと急増。
※毎度、確認になりますが、中国は7類(雑線・雑品)を輸入
出来ないので、真鍮・二号銅・ナゲットが中心で、雑線・
雑品は断じてありません。
※で、その中国向け。「大爆発(大ブレイク)しました」
9月までは毎月1,000トン程度、10月、11月は、15,000トン
程度に増えた。“11月輸入新ルール”以降、増えるとは思って
ましたが、11月に入っても16,980トンでした。
※が、12月は一気に11月の倍近く31,198トンに増え、
まさにパンドラの箱(※注)が空いた状態。
※中国向け日本からの銅スクラップで分かること。
- 新しいルール下で「順調に銅・真鍮を輸入し始めた」
ことが、数字的にも明らかにになりました。
- また、その量が膨大である。 11月より14,218トン増え
たということは、日本全国から、20Fコンテナで710本も
前月より多い量が輸出されたわけです(日本からだけで)。
中国の需要は予想してましたが、量が圧倒的である。
- ライセンスがなくても輸入できることは、やはり貿易が
容易になることと証明された。
※今年2020年の各国合計数値推移は以下の通り。
(単位はトン)
1月:25,963
2月:27,412
3月:28,187
4月:18,732
5月:22,775
6月:27,387
7月:35,064
8月:32,935
9月:30,681
10月:34,456
11月:33,652
12月:49,672←急増原因は中国向け“だけ”
※来月以降も、中国向けは高水準維持されるのか???
以上
※パンドラの箱:
ゼウスがパンドラに持たせた、あらゆる災いの詰まった箱
(本来は壺)。彼女が地上に着いたときの好奇心から開けた
ところ、すべての災いが地上に飛び出した。
リサオタ、宜しくお願いします。
※雑線(湘南ヤード持込):【1月28日現在】
【1】ワイヤーハーネス:290円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):260円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):230円前後
【4】雑線B :140-190円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】