《広東省リポート・下》
【10月2日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=143円56銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:42,156.97(-173.18)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:9741.0(-26)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.5355(+0.0395)
④金:2667.3(+31.2)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤69.83(+1.66)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1450円
②ロンドン午後:ー
③N.Y. :1490円
※ニューヨーク為替引値(円)
143.56-143.58(0.06円高-0.06円高)
【10月1日:昨日の状況】
※国内銅建値1450円(9月26日より+50円)
《広東省リポート・下》
※広東省で、恒例のマッサージ指数(ORてもみん指数)をチェック
してみると(ただマッサージに行っただけですが)、2時間で268〜
298人民元であったので、今のレートで6,000円弱、1時間当たり
3,000円となり、日本の約半分の人件費となります。(同じく9月な
訪問したモンゴルの1・5倍)
※現場でミックスメタルの選別をしているおばちゃんの日当は、
140人民元〜160人民元とのことで、これも日本円に直すと2,800円
〜3,200円です。日本の最低時給を1,000円=8時間8,000円とすると、
やはり半分以下です。
※小生が広東省を最初に訪問してから30年近く経つのですが、ここ
10年くらいは、明らかに人件費が上げ止まりです。全く上がってい
ない。
※北京オリンピック(2008)や上海万博(2010)の頃までは、毎
年訪問する度に、現地のものの価格が何でも上がるなあと感じてい
ましたが、最近は全く変わらない。
※最近の不動産事情についても調べました。『(天津で聞いた)中
国不動産価格2018年ピーク説』はこの地域にも充当でき、ここ数
年は値下がりが凄いそうです。
※お客さんの社長は、2年前に1,700万人民元(3億4,000万円)で
あったマンション(300㎡超)が、今年1,000万人民元(2億円)に
まで下がったと聞き、
「お値打ちだったので買った!」と言っていました。それに対し小
生が「2年後に500万人民元(1億円)になるよ!」と言ったら本気
で怒っていました。
※小生の自論「下がったら買いのチャンス」で考えれば、今は中国
不動産の、買い時やもしれません、2年後の価格は誰も分からない
ので、この社長が笑っているかもしれません。(2年後に再レポー
トします)
おまけ:
お付き合いしている中国の会社社長方々は、皆、ご子息が20歳〜
30歳です。この社長も御多分に漏れず、ゆくゆく金属スクラップの
仕事をご子息に継がせ、日本で仕事をさせたいそうです。
先ずは、ご子息を日本に留学させると言うので、「これ以上、日本
に中国人を増やすな!(しかも将来金属スクラップを日本でやると
いう中国人を)」と言っておきました。今でさえ多いんですよ~。
※雑線(ヤード持込):【10月1日現在】
【1】ワイヤーハーネス:490円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):470円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):400円前後
【4】雑線B 280-310円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】
以上