お客様各位
【10月18日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=149円79銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:33,997.65(+13.11)
※ 銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:7846.5(-73.5)
②午後売:7905.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:3.5755(-0.0115)
④金:1922.7(+1.6)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤86.66(0)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1220円
②ロンドン午後:1230円
③N.Y. : 1230円
※ニューヨーク為替引値(円)
149.8-149.83(0.3円安-0.31円安)
【10月17日:昨日の状況】
※国内銅建値1230円 (10月12日より+10円)
「銅地金、印向け停止懸念」
〜12月、標準認証義務化〜
銅地金のインド向け輸出が12月以降、停止する懸念が強
まっている。
インド政府が〈中略〉標準規格「BIS」の認証取得を義務
付けたためだ。
《10/13 日刊産業新聞》
※実はこの記事自体にはあまり興味がなく、“電気銅を日
本がインドにそんな沢山輸出しているんだ〜“というとこ
ろが気になり、財務省の統計を調べてみました。
数字はざっくりです。
《電気銅輸出 年間合計・中国向け・インド向け
単位は万トン》
2018 合計56 中国20 インド5
2019 合計50 中国17 インド11
2020 合計71 中国30 インド12
2021 合計55 中国19 インド10
2022 合計60 中国13 インド9
※本記事中には今年1月〜8月の累計で、電気銅、日本→
輸出は約47万トンで
そのうち
○中国向けが約12万トン
○インド向けが約15万トン
インド向けは今年30万トンを超えるかもしれないとあり
ます。
※インフラが国内隅々まで出来上がっている日本、電気
銅を作っている割に、そもそも国内需要がそんなにない
ことは知っていましたが、かつてはその大部分を中国に
輸出してました。
※中国は銅精錬所をここ20年くらいで沢山作ったので、
電気銅を買う必要なくなってきました。 インフラ整備
に必要な電気銅、自分で作ります!ということ。
中国に代わって電気銅を買って頂いているのがインドと
いうことです。
※さて、電気銅の原料は言わずもがな銅鉱石です(皆様
が精錬所に入れている故銅=銅スクラップは冷材として
ますが、数量で言うと僅か)。
日本はわざわざ鉱石を海外から買ってきて年間に約150
万トン(半年で70〜80万トン)の電気銅を作り、自分た
ちで使うのはその3分の2で、3分の1を輸出している計算。
※嫌味な言い方をすると、日本で大量の二酸化炭素を排
出し、インドのために電気銅を作っているわけで、本気
で二酸化炭素排出量を下げたければ、電気銅の生産をや
めればいいだけです。
※雑線(ヤード持込):【10月17日現在】
【1】ワイヤーハーネス:450円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):430円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):360円前後
【4】雑線B :260-290円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】
以上