お客様各位
【10月21日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=114円36銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ: 35,457(+199)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 10161(-491)
②午後売: 10338
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.756(+0.042)
④金: 1784.1(+14.4)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:83.42(+0.46)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1210円
②ロンドン午後:1230円
③N.Y. : 1250円
※ニューヨーク為替引値(円)
114.26-114.29(0.1円高-0.11円高)
【10月20日:昨日の状況】
※国内銅建値1250円(10月20日より-90円)
《数量契約》
※金属スクラップの業界では、契約数量の履行が、
比較的“アバウト”で行われます。
※例えば10トン契約と言っても、実際にバラの荷物
を10トンぴったりトラックに積むのは難しく、
9,500kgであったり10,500kgであっても、許容され
ます。
※精算は実貫重量(単価X数量)でされるので、契約
数量のズレは、さほど影響がない上、そもそも売る方
買う方がお互い様の話なので、契約数量はアバウトで
行われることが多いです。
ところが、これはあくまでも平時の話です。
※昨日、仕入先お客様との間で、数量契約についての
笑い話がありました。
平時でない今ならではの話です。
※【10/5時点での会話】
売手・お客様「370円で決めた雑線、コンテナ2本
分ですが、まだ契約数量50トン
ないんですよ〜。」
買手・小生 「あ〜〜、いっすよ、いっすよ適当
で!」「まあ、45トンもあれば
大丈夫っすよ!!」
※【10/20時点での会話】
売手・お客様「370円で決めた雑線、契約数量45
トンもあればいいと言ってましたよ
ね〜。」「40トンもあれば
いい?」
買手・小生 「イヤー困ります。」「きっちり50
トンないと!笑」
※確かに10/5と10/20だと、雑線の単価は40〜50
円/kg上がっており、5トンのズレは大きいです。
仮に単価が40円の差で合計20万円、50円の差で合計
25万円変わるわけですから。
※かと言って契約履行の為に、今から新たに仕入れ
ようとすれば、単価がそれだけ上がってしまうわけで
非現実的です。
※こうした場合、普段のお付き合いにより解決方法・
妥協点が変わってきます。
最終的にお互い了承できる点を探ることとなります。
ということで、宜しくお願いします。(心の声)
おまけ:建値下がりましたね?!
30年近く銅スクラップの仕事をしてますが、建値1日
で変わった(=翌日変更した)のは“初めて”では
ないでしょうか?
なんかこの事件に名前を付けたいですよね。
『14増9減(いよぞーきゅーげん)』的な・・・・
ん〜イマイチ。
※雑線(ヤード持込):【10月20日現在】
【1】ワイヤーハーネス:430円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):380円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):350円前後
【4】雑線B :250-280円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。
以上