10月29日 相場情報

お客様各位

1029日:今朝の状況】

為替(ドル/円):1ドル=1043銭【‪07:00現在】
※N.Y.
ダウ:26,519(-943)
★alert
:ダウ は△943ドル(3%超のマイナス)。

4日間で1,800ドル以上下げてます。ヨーロッパの

感染再拡大が要因、各国の行動制限発令から。


LMEセツルメント
 午前売:6694.5(-93)
 午後売:6698

※ COMEX
当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 銅:3.057(-0.033)
 金:1876.2(-32.6)

※WTI
原油先物
 原油:37.39(-2.18)

本日時点予想計算値:国内銅建値
 ロンドン午前:740
 ロンドン午後:750
 ③N.Y.750

ニューヨーク為替引値()
104.29-104.34

1028日:昨日の状況】

国内銅建値750(1027日より-20)


《続・さあ、中国!!!》

昨日、銅系スクラップに関する中国向け輸出事情を

書きましたが、銅、真鍮、アルミと3種類ある

ジャンルあるの内、真鍮については、少し事情が

異なります。今日は真鍮の話。


日本中国に流れている真鍮スクラップ、誤解を

恐れず言いますと「全部、込真鍮(honey)です」。

今般、中国側が再生原料として位置付けしたリスト

には、込真鍮だけでなく、棒コロなどもある訳です

が、過去、ほとんど中国には流れてません。


では、なぜ様々な真鍮スクラップの内、込真鍮だけ

が中国に流れるのでしょうか? 

これは、ここ20年の間、日本の黄銅棒メーカが、

実質、込真鍮を買わなかった為、日本国内の込真鍮

マーケットが、中国輸出をベースに出来上がって

しまったからだと考えてます。

現在、日本国内の込真鍮価格は、問屋〜末端の

発生元まで、全て寧波向けの輸出價格が、基準に

なり、出来上がっている。

逆に言うと、真鍮のダライ粉などは、“N社が発表

する価格が、日本国内の基準です。

その価格が国際マーケットに対して高過ぎる為、海外

には流れません(輸出されない)。


国内黄銅棒メーカーは「価格を高く発表、一方、

数量を沢山買わない」という政策を取っており、

問屋は余剰分の真鍮ダライ粉を(込真鍮のように)、

海外に輸出して、ガス抜きすることが出来ません。

メーカーと発生元の狭間にある問屋に、在庫が滞留

し、苦しむだけとなっています。

おまけ:だいたいN社とか言う言い方も、ちょっと

キモい。 あくまで、匿名ということなのだろう

か? 

関東スクラップ輸出業者T資源・N村社長、みたい

な?(特定されてるだろ!)



雑線(湘南ヤード持込):【1028日現在】
【1】ワイヤーハーネス:255円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):230円前後
【3】雑線・一般(4243%):200円前後
【4】雑線B 110-160 
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】