お客様各位
【10月4日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=144円 58銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ: 29,490.89(+765.38)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 7524.0(-123)
②午後売: 7592.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 3.458(+0.016)
④金: 1692.9(+30.5)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:83.63(+4.14)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1140円
②ロンドン午後:1150円
③N.Y. : 1150円
※ニューヨーク為替引値(円)
144.53-144.56(0.22円高-0.22円高)
【10月3日:昨日の状況】
※国内銅建値1150円(10月3日より+20円)
《機械メーカー、、、だけか?》
※先週、長々と書きました日本機械メーカーと中国機
械メーカーの続きです、両社は同じようにナゲット加
工業者に、ナゲット機械を販売することを生業として
いました。
※ところが中国機械メーカーは、中国の客先が日本に
進出するのに合わせて自国である中国を出て、海外に
販路を求めたという話でした。
※さて、一方で、日本機械メーカーは、日本でナゲッ
ト加工をする業者が減り続けていたジリ貧の頃(雑線
が輸出されナゲット機械が売れていない頃)、販路を
求め日本を出て海外に進出したのでしょうか?
※もちろん、ジリ貧である日本国内ナゲット加工市場
で、手をこまねいたわけではなく、別の機械を売るの
か(例えば剥線機を売る)など、していたとは思いま
すが、結局、日本国内のマーケットから出て行っては
いません。(小生の知る限り)
※よく日本はガラパゴス市場だと言われます。
※人口1億2,000万、ある程度の市場規模があるため、
わざわざ海外に出て行ってまで自社商品を売らなくと
も、そこそこ食えてしまう(会社が潰れることなく生
き残れてしまう)。
だからリスクを冒して、知らない海外マーケットに飛
び込むことをしない。
結果、日本だけでしか生き残れない会社が多く存在す
る。
※ここに日系企業の、特に中小企業の特徴があります。
※日本の市場は、今後、業種にもよりますが、様々な
業種でシュリンク(★注)していきます。人口が減り、
必ずマーケットは縮小していきます。
※日系企業の皆様、世界マーケットへ闇雲に出て行け
とは言いませんが、何らかの新しい手を打つべきでは
ないでしょうか?
新しい市場、新しい商品、新しい方法を取り入れなけ
れば、企業としての縮小は避けられないからです。
※金属スクラップ業で「発生が少ない」「物が少ない」
と嘆いて“だけ“いるのは、奇跡が起きて発生量が増
えるのを待っていることです。
おまけ:
ん?!今日は随分と手厳しい、、、!?
自分を鼓舞する為に書いてます。 元気があれば、何で
も出来る!!
(★注)シュリンク shrink :縮小する。縮む。
※雑線(ヤード持込):【10月3日現在】
【1】ワイヤーハーネス:400円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):375円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):335円前後
【4】雑線B :240-270円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】
以上