お客様各位
【10月30日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=113円97銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ: 35,820(+89)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 9955(+95)
②午後売: 9795
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.3755(-0.062)
④金: 1783(-18.6)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:83.57(+0.76)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1180円
②ロンドン午後:1170円
③N.Y. : 1150円
※ニューヨーク為替引値(円)
114-114.03(0.44円安-0.43円安)
【10月29日:昨日の状況】
※国内銅建値1190円(10月22日より-60円)
《被覆線輸出三重苦》
※被覆線スクラップを、日本からマレーシアに輸出
する上で、現在の、障壁をまとめておきます。
【1】日本の(輸出)通関
※今年7月以降、日本の被覆線輸出の方法が見直
されました。“法改正”があったわけではなく、
a国の相談窓口やb税関への「バーゼル条項非該当
の説明方法」が、より厳密になり、分析などの手間
が増えた。
【2】マレーシア(輸入)通関
※通関できず日本に荷物が戻るシップバックは、
未だあるようです。
※「なぜ輸入通関が出来ないなのか?」その理由が
はっきりせず、必ずしもゴミ・品質の問題ではない
ようである(この点:日本政府側との食違いを
感じる)。
【3】マレーシア加工
※ロックダウン中、全く出来なかった加工が、徐々
に再開されている。
※ロックダウン下での未処理在庫が多く、新規の
買い付けを控え気味である。
※さて、今日のポイントはここから。
※この被覆線スクラップ輸出三重苦、7月よりは
8月、8月よりは9月と状況改善されています。
【1】【2】【3】全て問題が、消えてなくなったわけ
ではなく、売買をする輸出者・輸入者がその対処に
慣れてきてます。
※かつてのようには戻りませんが、マレーシア
向け輸出が出来ないということはありません。
輸出出来ないのは、“品種が多く説明に困難な
もの”、“ゴミが多いもの”です。
補足:EUでは年内にも“EU域内より金属スクラップ
を出せなくする“法律制定の動きがあるようです。
未確認ではありますが、世界の趨勢となるかもしれ
ません。
※雑線(ヤード持込):【10月29日現在】
【1】ワイヤーハーネス:420円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):370円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):340円前後
【4】雑線B :240-270円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準として
います。
以上