お客様各位
【10月7日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=111円41銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ: 34,417(+102)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 9096(+4.5)
②午後売: 9061.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.157(-0.045)
④金: 1760.5(+0.9)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:77.43(-1.5)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1060円
②ロンドン午後:1060円
③N.Y. : 1070円
※ニューヨーク為替引値(円)
111.41-111.44(0.04円高-0.04円高)
【10月6日:昨日の状況】
※国内銅建値1070円(10月5日より+30円)
《ゴミとの闘い:老前輩の言葉》
※2018年末の中国輸入規制がきっかけで、当社関連
工場:さくら資源(栃木県さくら市)で、被覆線くず
のナゲット加工(A)を始めて、早3年が経ち
ました。
※一方で、マレーシア・韓国、香港、タイなどへの
被覆線くず輸出貿易(B)も並行して続けております。
この輸出された国々では、基本、さくら資源と全く
同じナゲット加工をしているので、言ってみれば弊社
は、競合する(A)(B)二種類の仕事を同時にしている
ことになります。
※ここ半年ほど、輸出を巡っては、日本側でもマレー
シア側でもトラブルが相次ぎ、貿易取引自体が非常に
不安定です。
※国内ナゲット加工を始めたときには、このような
事態を全く想定しておらず、国内加工(A)と輸出(B)を
両方取り組んでいて本当に良かったと思っています。
もし輸出が止まっても、被覆線くずを、処理する方法
がある為です。
※さて国内加工にも“解決すべき点”は沢山あるのです
が、その一丁目一番地は、“ゴミ(被覆材)処理”で、
弊社の老前輩(★)に言わせると、“(ナゲット加工
事業は)ゴミとの闘い”である。
※銅分50%の被覆線くずを加工すると、銅以外残り
の50%は被覆材で言わばゴミです。
※もちろんこの50%の被覆材を丸々産業廃棄物と
して棄てているわけではなく、a銅やその他金属の
取りこぼしを減らし回収率を上げたり、b再生
ペレットや、c再生製品を作るなどして、棄てる割合
を、少しでも減らすようにしています。
※銅の回収以上に、被覆材処理の方が難しく、より
努力を要します。
※ナゲット加工とはつまり、銅をリサイクルする事業
と言うより、むしろ“被覆材をどう棄てないように
するか”の事業で、これをして、正にゴミとの闘い
だということです。
(★)老前輩(lao qian bei ):日本語で“先輩”の
意味。 弊社に入社頂いた先輩のニックネームなの
ですが、中国人に聞いたところ中国語で“先輩”と書く
と、主に亡くなった人、祖先を指すようです。
確かに日本語でも先人・先達というと、過去の人を
指します。
ということで、今も元気に弊社で働いている先輩は
先輩でなく前輩。ちなみに“老”には、年寄りという
意味は薄く、年上の方に対し敬意を表す接頭語です。
※雑線(ヤード持込):【10月6日現在】
【1】ワイヤーハーネス:390円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):350円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):320円前後
【4】雑線B :220-240円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。
以上