11月26日 相場情報

お客様各位
1126日:今朝の状況】

 

為替(ドル/円):1ドル=10445銭【07:16現在】

N.Y.ダウ:29872(-173)

 LMEセツルメント

 午前売: 7238.5(-63.5)

 午後売: 7267.5

 

 COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)

 銅:3.312(+0.012)

 金:1805.7(+0.9)

 

WTI原油先物

 原油:45.71(+0.8)

 

本日時点予想計算値:国内銅建値

 ロンドン午前:800

 ロンドン午後:810

 N.Y.810

 

ニューヨーク為替引値()

104.45-104.48

 

1125日:昨日の状況】

 国内銅建値790(1124日より+10)

 

《バーゼル条約と大手商社》

1週間ほど前でしょうか? 雑線・雑品の取引

には、大手商社が参入しにくいという話を書きま

した。

荷物に規格がない為、取引の度に現物をわざわざ

確認せねばならないことが、大手商社には向かず、

逆に小回りの効く中小零細企業向きであるという話

です。

 

大手が参入しにくい理由で、付け加えなければなら

ないのが、がバーゼル条約(注)の存在です。

先進国の荷主が、途上国向けに荷物を輸出する際、

有害な物が含まれないようにすることが目的で、締結

された国際条約ですが、雑線・雑品は、このバーゼル

条約の禁止品目に該当する可能性があります

正確に言うと非該当の証明がしにくい

 

例えば、禁止品目である鉛は、荷物全体の0.1

以下であれば、規制対象になりません。

ですが、雑品は、荷物のどこをサンプリングするかに

因って、あまりに成分が異なり、「鉛が荷物全体

0.1以下であることを」、厳密には証明出来ない。

 

中国向け輸出が盛んであった2000年頃までは、

大手〇〇商事、〇〇物産も(もしくは系列子会社) 

が、雑品取引を行なっていたと思います。

ですが、バーゼル非該当の証明困難が理由で、

コンプライアンス上、撤退していったと考えてい

ます。

 

おまけ(つづき):原監督、トレードでもFAでもいいので、

金で、ヤナギタとモイネロを獲得しましょう。

 

バーゼル法

https://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/kankyokeiei/basel/index.html

 

雑線(湘南ヤード持込):【1125現在】

【1】ワイヤーハーネス:255円前後

【2】雑線エフケーブル(VVF):230円前後

【3】雑線・一般(4243%):200円前後

【4】雑線110-160 

【5】家電線:付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】