11月28日 相場情報

お客様各位
1128日:今朝の状況】

 

為替(ドル/円):1ドル=10407銭【07:45現在】

N.Y.ダウ:29910(+37)

 LMEセツルメント

 ①午前売: 7462(+105.5)

 ②午後売: 7473.5

 

 COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)

 ③銅:3.3995(+0.09)

 ④金:1781.9(-23.6)

 

WTI原油先物

 ⑤原油:45.53(-0.18)

 

本日時点予想計算値:国内銅建値

 ①ロンドン午前:820

 ②ロンドン午後:830

 ③N.Y.830

 

ニューヨーク為替引値()

104.05-104.06

 

1127日:昨日の状況】

 国内銅建値810(1126日より+20)

 

10月輸出通関統計》 

月一恒例、皆さまお待ちかね(かどうか)

(株)日刊市況通信社様提供、銅系スクラップの輸出

通関統計(10月即報)です。

銅くず・真鍮くず、また、雑線・雑品の日本海外

への数値(日本か出た量)となります。

 

まず国別。( )は数量・単位はトン

韓国(1,241)、中国(15,317)、台湾(599)、

香港(2,162)、ベトナム(84)、タイ(1,893)、

マレーシア(12,139

フィリピンは614トンと検討。

一方、インドは、たったの52トンと少ない。

これは、皆が「次はインド、次はインド」と、採算

度外視で一度はTRYしてみるが、経常取引にならない

ことの現れだと考えています。

 

いつものように、その他の国は数量が少ないので

無視。

合計34,456トンは、今年2番目の多さ。今年7

からは、4ヵ月連続で3万トン超え。

 

中国は、いわゆる7類(雑線・雑品)を輸入出来

ないので、真鍮・二号銅・ナゲットが中心で、雑線・

雑品はありません。

その中国向け、銅・真鍮の輸出量は、今年に入って

毎月1万トン程度でしたが、10月は15,406と急に

増えています。

 

“11月新輸入ルールを控えていることと、

②中国側の発行済みライセンス消化に因る、駆込み

輸出と言えるでしょう。

11月以降どうなるか分からないので、今の内という

発想。

勿論、③相場の上昇も寄与してます。

 

今年2020年の各国合計数値推移は以下の通り。

(単位はトン)

 1月:25,963

 2月:27,412

 3月:28,187

 4月:18,732

 5月:22,775

 6月:27,387

 7月:35,064

 8月:32,935

 9月:30,681

 10月:34,456

 

雑線(湘南ヤード持込):【1127日現在】

【1】ワイヤーハーネス:265円前後

【2】雑線エフケーブル(VVF):240円前後

【3】雑線・一般(4243%):210円前後

【4】雑線120-170 

【5】家電線:付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】