お客様各位
【11月5日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル= 113円75銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ: 36124(-33)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 9785(-40)
②午後売: 9621.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.326(0)
④金: 1793(+29.4)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:78.81(-2.05)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1160円
②ロンドン午後:1140円
③N.Y. :1130円
※ニューヨーク為替引値(円)
113.75-113.78(0.23円高-0.23円高)
【11月4日:昨日の状況】
※国内銅建値1170円( 11月1日より-20円)
《海上運賃》
海運3社 過去最高益
※世界の輸出入の9割を占める海上輸送の運賃が高騰
を続けている。 海運会社の業績には大きな追い風と
なっているものの、食品をはじめ消費者に身近な商品
の値上げを招いている。
※日本郵船など海運大手3社の2021年9月中間連結
決算の最終利益は、全社が過去最高となった。
22年3月期の連結業績予想はそろって上方修正し、
最終利益が前期比3.4倍〜5.3倍とした。
〈11月5日 読売新聞朝刊〉
※弊社では、被覆線くず加工処理として①輸出と、②
自社加工を行なっています。
ナゲット機械で、被覆線くずを破砕・選別し銅
ナゲットを作る工程は、輸出されたマレーシアと日本
国内と、ほぼ全く同じです。
※その為、①マレーシアの売り先と、②弊社自社工場
は、実際には競合することになります。
※マレーシア(輸出)は、人件費・電気代・産廃処理
費用の面で圧倒的にコスト安で、本来は、コスト競争
力がありますが、上述海上コスト高はマイナス要因
です。
※日本→マレーシアのコンテナ費用(a)は、コンテナ
費用が高騰する前に比べ倍以上になっています。
※更に、見落としがちですが、マレーシアは銅の需要
が殆どない為、加工後の銅ナゲットを更に中国に売る
必要があり、そのコスト=マレーシア→中国の
コンテナ費用(b)も上がっています。
※仮に(a)被覆線くず・マレーシア迄の運賃が
5円/kg、(b)銅ナゲット・中国迄の運賃が5円/kg、
海上運賃高騰前に比べ上がっていれば、マレーシア
向け輸出の競争力は合計10円/kgコスト高となり
ます。
※財務省の輸出統計で、マレーシア向け輸出の数量
が7、8、9月と低水準であることは、この海上運賃
問題も影響していると思われます。 結果として、
日本国内加工増加に寄与していると考えられます。
※雑線(ヤード持込):【11月4日現在】
【1】ワイヤーハーネス:410円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):360円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):330円前後
【4】雑線B :230-260円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。
以上