お客様各位
【11月9日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=113 円19銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ: 36432(+104)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 9885(+145)
②午後売: 9872
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.405(+0.056)
④金: 1827.4(+11)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:81.93(+0.66)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1170円
②ロンドン午後:1170円
③N.Y. : 1150円
※ニューヨーク為替引値(円)
113.22-113.25(0.18円高-0.18円高)
【11月8日:昨日の状況】
※国内銅建値 1150円( 11月5日より-20円)
《A∪B A∩B 》
※現在の銅くず国内品薄の原因が、“全て中国のせい
である”という、中国陰謀論者の方が、いらっしゃい
ます。
※ある意味では正解ですが、その銅くずのアイテムに
よっては当てはまらないという、ちょっとリサオタな
話です。
※今日のコラム・タイトルの記号、おぼえていらっ
しゃいますか?高校の数学で習います。
(1)A∪B→「AカップB」と読みます。
(2)A∩B→「AキャップB」と読みます。
例)Aグループを野球好きの人、Bグループを
サッカー好きの人とした場合、
(1)野球かサッカーか、どちらか一方でも好きな人
のグループをA∪Bと表す。
(2)野球好きで、かつ、サッカー好きな人の
グループをA∩Bと表す。
※さて、銅屑の話に戻ります。現在、日本国内で
銅くずが不足している(品薄である)のは周知の事実
です。
ですが、その要因をアイテム別に見ると、原因が中国
輸出であるものとないものがあります。
※敢えて分かり易く銅くずを、①ピカ線と
②雑ナゲットに分けます。
①ピカ線は中国向けに輸出しても、価格が日本に比べ
安いので、中国輸出の影響はありません。
国内品薄の原因は単純な発生薄。
②に関しては、大量に中国へ輸出されているので、
国内品薄だとすれば、単純な発生薄と中国輸出の
ダブル要因。
※Aを発生薄。Bを中国向け輸出。とした場合、
①のピカ線はAだけが要因。
②の雑ナゲットはAとBの二つが要因。 なので、
雑ナゲットの品薄はA∪B(AカップB)となります。
※雑線(ヤード持込):【11月8日現在】
【1】ワイヤーハーネス:410円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):360円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):330円前後
【4】雑線B :230-260円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。
以上