《11月15日 X day》
【11月13日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=154円65銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:43,910.98 (-382.15)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:9005.0(-246)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.1195(-0.0915)
④金:2600.0(-11.2)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤68.12(+0.08)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1440円
②ロンドン午後:ー
③N.Y. :1450円
※ニューヨーク為替引値(円)
154.6-154.64(0.89円安-0.92円安)
【11月12日:昨日の状況】
※国内銅建値1470円(11月11日より-40円)
《11月15日 X day》
※10月末に出された中国政府の公示(11月15日〜中国金属スク
ラップの輸入基準が緩和される?)に注目が集まっています。
(添付資料)
※日本の仕入先方々より、昨日だけで3回も同じ質問をされまし
た。「緩くなるんですか?」と。
※当方の理解では確かに、通関が緩和されるかのように受け止
められなくもないのですが、実際はどうでしょうか?
※例えば、中国はもう20年も前からアルミ缶スクラップ(UBC)
は金属スクラップではなく、生活ゴミであるという理由で、中
国への輸入を全面禁止しております(例え破砕されていても、
僅かであっても全てダメ)。もしそれが11月15日以降、解禁と
なれば“輸入通関の緩和“です。
※同じように、2018年末で輸入を禁止した7類=雑品・雑線を、
11月15日以降、解禁すれば、これも“輸入通関の緩和''です。
※ところが、今回、言われているのは、ビス付きサッシ屑のう
ち、過去、通関が通ったり、通らずにシップバックされたり、
と、あやふやな通関基準であったものが、相変わらず、あやふ
やなままに、通関が通るとか通らないとか言っている話に読み
取れます。
※ビス付きサッシ屑で状態が悪い物なぞ、そりゃ、ドアノブや
ら鉄のヒンジやら、ゴムやガラス、木屑だって残っているもの
もあります。
※細かい話をしたら誰も通関できないが、それをチェックする
中国税関の税関職員の匙加減一つで、通る・通らないと判断し
ようという話。これって、全く、輸入通関の緩和とは言えない
のでは?
※結局、日本にいるチャレンジングなシッパー(輸出者=大抵
は中華系)が、トライアル的に輸出してみて、何回かやってい
るうちに、またトラブルを起こし、やっぱりダメ〜となり、前
と変わらず・・・というオチではないでしょうか?
補足
中国は小生が知る限り、過去、通関基準を緩くしたことは、た
だの一度もありません。銅が欲しい、アルミが欲しい、のは昔
っからで、なぜに今更基準を緩和する必要があるのでしょうか?
以上
<GB_T 38472-2023 再生铸造铝合金原料.pdf>