お客様各位
【11月29日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=147円06銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:35,416.98(+83.51)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:8278.0(-3)
②午後売:8341.0
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:3.801(+0.0385)
④金:2039.7(+27.9)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤76.41(+1.55)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1270円
②ロンドン午後:1270円
③N.Y.: 1280円
※ニューヨーク為替引値(円)
147.47-147.5(1.2円高-1.2円高)
【11月28日:昨日の状況】
※国内銅建値1300円 (11月27日より+10円)
《中国の通関》
※12月1日より中国の輸入通関の基準が変わることになってお
ります。これ2021年より始まった制度=「クリーンな金属ス
クラップを廃棄物でなく製品として扱う」という中国独自の
通関ルールの、マイナーチェンジと捉えてます。
※現在、国際基準でいくところの銅・真鍮・アルミスクラッ
プは、ある程度の純度(金属分97%?)があれば、中国は輸
入をすることができます。
※実際の現場では何か歩留まりを検査する方法があるわけで
はなく、チェックしているのは、可燃物(プラ)・油・木屑、
どろなどの混入です。また、種類が混じっていることもアウ
トで、例えば、アルミのスクラップに、真鍮や銅が混じって
いてもいけない。
※この仕組みはだいぶ「小慣れてきていて」特に現在、大き
な問題があるわけではない。
※今回、わざわざルールを変え、純度の基準を緩くするらし
く、理由は不明ですが、国として「原料が欲しい」というサ
インであることは間違いありません。
※深読みすると、中国政府が税収不足を補うため、とか、中
国全体の景気対策であるとか噂されています。
※ともあれ、12月以降蘇の基準が緩和されれば、日本から中
国への金属スクラップ輸出は加速されると予想しています。
おまけ:鉄鋼新聞社の取材を受け情報を共有しております。
12月1日に合わせ同誌に関連記事が掲載されるので参照くだ
さい。より詳しい情報が載るはずです。
※雑線(ヤード持込):【11月28日現在】
【1】ワイヤーハーネス:450円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):430円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):360円前後
【4】雑線B :260-290円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】
以上