お客様各位
【11月16日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=114円06銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ: 36087(-12)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 9845(-9.5)
②午後売: 9788
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.407(-0.0485)
④金: 1866.1(-1.8)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:80.88(+0.09)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1170円
②ロンドン午後:1170円
③N.Y. : 1160円
※ニューヨーク為替引値(円)
114.12-114.13(0.27円安-0.25円安)
【11月15日:昨日の状況】
※国内銅建値1170円( 11月15日より+20円)
《分析屋稼業》
※昨日は(少し早いのですが)年末の挨拶を兼ねて
分析屋の社長様が来社されました。
※分析と一言に言っても、様々な分析があるのです
が、弊社は、“輸出する際にその品物がバーゼル条約
の規定に抵触するか?”を分析して頂いています。
※この社長、かれこれ30年近いお付き合いで、この
間、ひたすらその分析をして頂いております。
お願いする小生も、“馬鹿の一つ覚え”で、毎回毎回、
被覆線クズのサンプルをお持ちしております。
※このバーゼル規定に抵触するか? 厳密には被覆線
クズの、被覆材に安定材として微量に含まれる鉛分を
分析しています。
特に、PVCには僅かに鉛分が含まれることから、
サンプル分析が必要となります。
※ちなみに被覆材が含まれていない、アルミやステン
レスクズ、モーター類などの雑品を分析しても、鉛分
などは微塵も検出されません。
やはりポイントは、被覆線・被覆材・鉛・であり
ます。
※さて、中国向けに雑品・雑線が盛んに輸出されて
いた2018年以前、同分析屋への分析依頼も盛んで
したが、今は、当時に比べると大分仕事が減ったそう
です。
また、今年の7月以降、“例の問題”で、被覆線クズの
分析依頼は減っているとのこと。
※金属スクラップを輸出する業者が、特に被覆材の
ある被覆線クズの輸出を警戒していることが、分析屋
さんの情報からも分かるという話でした。
※雑線(ヤード持込):【11月15日現在】
【1】ワイヤーハーネス:420円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):370円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):340円前後
【4】雑線B :240-270円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。
以上