お客様各位
【11月3日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=147円84銭【07:30現在】
※N.Y.ダウ: 32,147.46(-505.44)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売 : 7705.0(-40)
②午後売 : 7659.0
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅 : 3.5055(-0.004)
④金 : 1645.7(+0.7)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:90(+1.63)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1190円
②ロンドン午後:1180円
③N.Y. : 1190円
※ニューヨーク為替引値(円)
147.9-147.93(0.38円高-0.38円高)
【11月2日:昨日の状況】
※国内銅建値1170円(11月1日より-30円)
《続々・雑線取り合いの原因は》
※雑線取り合い“激化”の原因は、
①日本国内でナゲット加工設備を導入する業者が増えた
こと(機械を動かしたい)。
また、雑線取引の特性上、
②相場が上がりさえすれば、加工賃を確保できることが
ありました。
雑線取引の特性がもう一つありました。
③銅歩留まりが想定より上がれば、加工賃を確保できる
ことです。
※②と似た理由になりますが、雑線の売買では、仕入買
値が高くても、必ずしも“負け”が確定しません。想定し
ていた銅歩留まりより、加工後、銅分が多く出れば加工
賃を確保出来ます。
※昨日の計算式
「1,000円Ⅹ歩留まり%△加工賃」で表すと、
銅分41%の場合、
【1,000Ⅹ41%△50=360】→買値360円/KG
銅分42%の場合、
【1,000Ⅹ42%△50=370】 →買値370円/KG
※雑線の山を外から見ただけでは、誰もその歩留まりは
分からず、希望的視点で見れば、1%〜2%くらい銅分を上
目に見ることが出来てしまうので、雑線価格の10円や20
円は、直ぐに上がってしまいます。
※これもまた雑線を無理に買ってしまう原因の一つで、
金属スクラップでも、雑線は他のアイテム(銅・真鍮、
アルミやステンなど規格のはっきりしている商品)とは
違う性格の商品であると言えます。
(おしまい)
※雑線(ヤード持込):【11月2日現在】
【1】ワイヤーハーネス:430円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):400円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):360円前後
【4】雑線B :260-290円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】
以上