12月11日 相場情報

お客様各位

【12月11日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=144円98銭【08:30現在】

【12月9日:先週末の状況】

※N.Y.ダウ:36,247.87(+130.49)

※銅LMEセツルメント($/t)
 ①午前売:8348.0(+127)
 ②午後売:8398.5

※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅:3.82(+0.0355)
 ④金:1998.3(-31.6)

※WTI 原油先物($/bbl)
 ⑤71.23(+1.89)

※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
 ①ロンドン午前:1260円
 ②ロンドン午後:1270円
 ③N.Y. : 1270円

※ニューヨーク為替引値(円)
144.93-144.96(0.81円安-0.82円安)

【12月10日:昨日の状況】

※国内銅建値1250円 (12月8日より-20円)

《山行き故銅の評価》

※ここ数年話題である山行き故銅の品質。
※某製錬所が受入基準に関して湯沸かし器(赤釜)はダメ、
密閉物もダメ、コンベアに引っかかるブスバーもダメ、エ
ナメルも当然可燃物だからダメ・・・と言い出してから大
騒ぎとなりました。
※上述の各品物は製錬所(山)側の立場に立てば、「そも
そも昔っからダメなんです」という荷物を「いつの間にか
あなた方が勝手に混ぜ始めたんしょ!」となります。受入
基準からすると正論。

※とは言え、(恐らく基準を徹底させる為の“見せしめ“な
のでしょうが)トレーラー1車20トンの荷物の中に、1個5
キロか10キロの湯沸かし器を一つ見つけただけで、トレー
ラーをそのまま返品していたと聞いたので、その手法には
疑問を感じます。
※荷物を下ろした現場で選別し、選別費用を荷主に請求す
ればいいのでは?と普通に考えます。

※さてここまでの話は、既に皆様ご存知。
今日の話はこの続き、リカンスイ(リサイクル環境推進部
会)で聞いた話です。
※日本の製錬所が基準を徹底してきた為、結果、山行き故
銅の品質は、ここ数年で良くなってきていると想像されま
す。もし実際に故銅の銅分が高くなっているのなら、その
分を評価して取引されるべきです(理論上、日本の製錬所
は価格を上げているはず。 例:銅分95%→97%)。
※ところが日本の製錬所が今まで通りの評価で価格を決め
ていて、中国側が、品質改善分を価格に反映させれば、出
来上がりの価格は高値となり、中国に流れ易くなるという
仮説です。 
おまけ: 
こういうのはどうでしょう?
製錬所は、銅分95%をノルマとして商社・問屋に課す。そ
の代わり、96%、97%という風にノルマを超えて銅分が出
た場合にはキックバックとして商社・問屋に返す。
それも“ウラ”で!

裏金(うらがね)ではなく、裏銅(うらどう)です。

(あっ。ダメだ。20トンの1%200kgの裏銅を貰って
も、インボイス制度があるから現金化できない。
=使えない。=財務省には勝てない。) 

※雑線(ヤード持込):【12月10日現在】
【1】ワイヤーハーネス:450円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):430円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):360円前後
【4】雑線B :260-290円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】 
   
以上