お客様各位
※為替(ドル/円):1ドル=103円11銭【07:30現在】
※N.Y.ダウ:30,303(+148)
①午前売: 7893(+70)
②午後売: 7909.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:3.597(+0.043)
④金:1887.2(+31.1)
※WTI原油先物
⑤原油:48.36(+0.54)
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:860円
②ロンドン午後:860円
③N.Y.:870円
※ニューヨーク為替引値(円)
103.1-103.13
【12月17日:昨日の状況】
《11月以後の中国向け銅系スクラップ》
資源(まあ、スクラップのこと)”、YouTube動画
の2.3本をアップし説明すべきとこです(が、結構、
編集が面倒でして、、ポリポリ)。
※ブログandメール読者様方々に、目下の状況を、
かいつまんで報告致します。
(1)現在、中国輸入通関は①旧方式と②新方式の
2パターンが併用されてます。
旧方式はライセンスを必要としますが品質基準緩め。
新方式はライセンスは不要ですが、品質基準
うるさい。
年内は、どちらでも通関可能。
(来年からは、新方式オンリーなので、品質基準は
必ず厳しくなります)
(2)中国輸入時の税金も分かってきました。一部の
新聞には新方式では無税とありましたが、これはデマ
で、税金はかかります。
(3)但し、思ったほどには税金が高くなく、結果、
予想していなかった上物(ピカ線や一号銅)迄、日本
から中国向けに輸出されている。
(4)価格的には、国内向けより中国向けの方が安い
ので、日本から闇雲に中国向けにはならない。
が、国内メーカーの買い意欲が依然低く、国内で
あぶれたロットは、多少安値でも中国向けとなって
いる。
(5)中国メーカーが、11月から銅系再生資源を買い
始めた!というのも誤り。 中国メーカーは、雑品・
雑線輸入が止まった2018年末以降、ずっと原料不足
で、ずっと荷物を買っている。
11月から変わったのは、中国の商社・ブローカー。
メーカーだけが所有してた輸入ライセンスが不要と
なった為、新たにマーケットへ参入者が増えた。
その新参者がやたらと、日本へ買い付けに来てる。
(6)折りからの銅相場上昇で、ラッキーパンチ(注
★)が当たった商社・ブローカーは、引き続き儲け
ようと、買い付けを継続している。
注★ ラッキーパンチ
ラッキーパンチとは「ボクシングにおいて、実力が
低い選手が繰り出したパンチが、偶然相手の選手に
クリーンヒットし、倒してしまうような場面で使用
される言葉。」
※雑線(湘南ヤード持込):【12月17日現在】
【1】ワイヤーハーネス:290円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):260円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):230円前後
【4】雑線B :140-190円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】