お客様各位
【12月8日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=136円56銭【07:05現在】
※N.Y.ダウ: 33,597.92(+1.58)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売 : 8334.0(-21.5)
②午後売 : 8415.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅 : 3.8555(+0.044)
④金 : 1785.5(+16.2)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:72.01(-2.24)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1190円
②ロンドン午後:1200円
③N.Y. : 1210円
※ニューヨーク為替引値(円)
136.6-136.63(0.45円高-0.43円高)
【12月7日:昨日の状況】
※国内銅建値1190円(12月1日より+30円)
《スケールする。》
※何故、量を求めることが悪いか?
結論「スケールと利益率と反比例するから」です。
※誤解のないよう付け加えますと、“金属スクラップ業
において“、扱い量の多さをだけを追求すると、一般的
に、利益率が落ちて、企業の体力を奪こととなるから悪
いのです。
※鉄スクラップの大型買収ニュースをネタに、連日「量
が多けりゃいい」という考え方を否定しておりますが、
あくまで金属スクラップ業において“だけ”の話をしてい
ます。
※最近使われる言葉で、“スタートアップ企業(≒ベン
チャー企業を最近こう言います)“という言葉がありま
す。
スタートアップ企業では、一つの事業が上手くいき、横
展開することをスケールする(★注)と言います。
※例えばフリマアプリのメルカリが、日本でのサービス
が上手く行ったから、アメリカでも同じサービスを展開
し、顧客数を伸ばすことが出来れば、スケールすること
にはメリットがあります。
スケール成功。
※それでは東海地区の鉄スクラップ屋が、関東地区に横
展開した場合、スケールは成功するでしょうか?
つまりメルカリと同じようにいくでしょうか?
※金属スクラップ業は、あくまで発生を元にした商売で、
売り手市場である為に、荷物を持っている方の立場が強
く、メルカリとは事業構造が異なります。
※関東地区では、既存鉄スクラップ業社がいて、そこに
割り込んで荷物を集めようとすれば、自ずと、既存鉄ス
クラップ業社より買値を上げる必要に迫られます。
※買値を上げて集荷した荷物を、販売先メーカーにその
分高く売ることが出来れば別ですが、恐らく、メーカー
の購入価格は大して変わりません。
※こうして、金属スクラップ業においては「スケール=
利益率下落」となるのです。
※(買収側の会社に怒られそうなので)フォローしてお
きますと、小生には計り知れない「既存業社と異なる戦
略(or inovation)があり」事業は成功するのでしょう。
(が、それはスケールしたことに因る成功ではない。)
(★注)「スケールする」
スケールとは、物事やプロジェクトの規模を拡大すると
いう意味のビジネス用語。
ベンチャーやスタートアップ企業の界隈で用いられる
日本のビジネススラング。
「スケールアップ」。
(出典 スケールするとは 意味/解説 - シマウマ用語集 (makitani.net))
※雑線(ヤード持込):【12月7日現在】
【1】ワイヤーハーネス:415円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):385円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):340円前後
【4】雑線B :240-270円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】
以上