12月16日 相場情報

 

お客様各位

【12月16日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=137円81銭【‪‪07:05現在】
※N.Y.ダウ: 33,202.22(-764.13)

※銅LMEセツルメント($/t)
 ①午前売 : 8383(-32)
 ②午後売 : 8355

※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅 : 3.763(-0.112)
 ④金 : 1777.2(-30.3)

※WTI原油先物($/bbl)
 ⑤原油:76.11(-1.17)

※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
 ①ロンドン午前:1200円
 ②ロンドン午後:1200円
 ③N.Y. : 1190円
 
※ニューヨーク為替引値(円)
 137.76-137.79(2.29円安-2.31円安)

【12月15日:昨日の状況】

※国内銅建値1190円(12月14日より-10円)

《妥当な相場水準》

※昨日、来客があり「銅相場の妥当な水準」「適切な水
準」について話題になりました。
※私の考えは、そんなのあるはずがない!であります。
※例えば銅建値が800円でも、1,200円でも、極論1,600
円でも、そのときの環境にあった企業が残っていくだけ
で、銅相場水準に妥当なぞない。

※もし銅建値1,000円が妥当と思う方は、その人なり、
企業なりが、長い間に、少し前の銅相場=銅建値1,000
円のときにの体制になっているので、銅建値1,200円の
今になってみると、「少し前の状況が懐かしい」と言っ
ているに過ぎないのでは?

※仮に今、10人の方に質問すれば、十中八九、900円〜
1,100円が妥当と答えるのだと予想します。
それはつまり、直近3年以内の銅相場体制に慣れていた
から、今は相場が高い!と思うのです。
《資料参照》

※例えば銅建値1,200円の水準が今後10年ほどの間、続
くとすると、その人も、企業も1,200円体制にせざるを
得ません。
※資金を調達したり、在庫水準を変えたり、仕入・売り
先を変えたり、銅建値1,200円で商売が継続出来るよう
様々な調整をする。
その後、銅建値が1,000円に下がれば、恐らく「銅建値
1,200円が妥当」だったと思うのです。

※つまり誰も、銅建値200円時代のことや、もしかした
ら将来やってくる銅建値2,000円時代のことが、「銅相
場として妥当であるか」なぞ考えることは、出来ず、
間近に起こったこととしか比較出来ないのだと思うの
です。

《参照》
《2020-2022年 銅建値 MIN〜MAX》
 2022年:1,050円〜1,250円
 2021年:840円〜1,190円
 2020年:550円〜730円

※雑線(ヤード持込):【12月15日現在】

【1】ワイヤーハーネス:415円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):385円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):340円前後
【4】雑線B :240-270円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】

以上