お客様各位
【12月28日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=133円45銭【07:09現在】
※N.Y.ダウ: 33,241.56(+37.63)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売 : 休場
②午後売 : 休場
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅 : 3.8335(+0.0305)
④金 : 1814.8(+18.9)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:79.53(-0.03)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:休場
②ロンドン午後:休場
③N.Y. : 1180円
※ニューヨーク為替引値(円)
133.48-133.51(0.62円安-0.62円安)
【12月27日:昨日の状況】
※国内銅建値1160円(12月21日より-20円)
《財務省・輸出通関統計 11月》
※月一恒例、日刊市況通信社様より提供頂きます、
財務省の輸出通関統計11月の速報です。
日本から海外へ輸出される銅・真鍮など銅系スクラップ
の数量となります。
【数量】
※この1年間の月間数量推移は以下のとおりです。
11月は合計30,689トンと、10月25,416トンに比べ増加、
プラス5,273トンとなりました。
11月:30,689
10月:25,416
9月:25,566
8月:20,761
7月:26,547
6月:31,020
5月:25,395
4月:27,970
3月:29,250
2月:25,049
1月:18,339
【国別数量】
※日本→どの国に輸出されたかの数量です。( )内は
前月の数量比。数量の多い上位国だけを列挙します。
尚、中国は、付き物のある雑品・雑線の輸入を禁止して
いる為、他国向けとは異なり、クリーンな銅・真鍮の数
量となります。
1位:中国24,292(+5,560)
2位:マレーシア3,389(+136)
3位:タイ1,010(△444)
4位:韓国772(△27)
5位:シンガポール446(△83)
6位:香港327(△57)
【まとめ】
※とにかく中国向けだけが増えた。また、中国は今年
二番目となる数量の多さで3万トン越え。
※逆に中国向け以外は、ほとんどが減少、マレーシア
向けも微増で先月と比べほぼ横ばいと言える。
※Question:さて、これは何を意味するでしょうか?
※Answer:「国内の銅需要家が買っていない」です。
※つまり、日本国内の発生量はさほど変わっておらず
停滞したままで、そのため中国向け以外の国への輸出
数量は低迷したまま。
※一方、クリーンな銅・真鍮を本来使うべき日本国内
の銅系メーカー(電線・伸銅・銅箔・精錬)が荷物を
積極的に買っていない為、あぶれた荷物が中国に流れ
たと思われます。
※年の瀬に、非常に気持ちが落ち込むニュース
でした・・・。
★お知らせ/
12/30(金)〜来年1/7(土)相場情報お休みします。
再開は1/10(火)を予定しています。
※雑線(ヤード持込):【12月27日現在】
【1】ワイヤーハーネス:410円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):380円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):335円前後
【4】雑線B :235-265円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】
以上