お客様各位
【12月3日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=113円12銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ: 34,640(+618)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 9520.0(-51)
②午後売: 9545.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.299(+0.0515)
④金: 1760.7(-20.9)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:66.5(+0.93)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1130円
②ロンドン午後:1130円
③N.Y. : 1120円
※ニューヨーク為替引値(円)
113.15-113.18(0.4円安-0.38円安)
【12月2日:昨日の状況】
※国内銅建値 1130円( 12月1日より-50円)
《なぞ中》
※連日、書いております、中国旧正月(春節)に
関する流通停滞問題。その苦し紛れの説明からなの
でしょう「北京冬季五輪開催に伴い、金属スクラップ
の輸入を禁止する」という噂が出てきました。
※こういう“いい加減な話”、“適当な言い訳”は、昔の
中国ではよくあった話ですが、適当なビジネスをする
中国人が減ってきて、最近は聞かれませんでした。
※ところが久々に出ました。伝統的な“なぞ中(謎の
中国人)情報”です。
(表現に中国人に対する偏見が入っていて怒られそう
ですが・・・冗談ですよ)。
※北京冬季五輪開催に伴い、金属スクラップの輸入を
禁止する、が、デマであることを検証してみます。
検証①
北京五輪のスケジュールは数年前から決まっており、
なぜ、2か月前になり、急に輸入を止めるのか?が
不可解である。
検証②
貿易を止めるということを、どのように皆さんお考え
でしょうか?、
“その影響はあまりに大き過ぎます”。
例えばTOKYO2020開催今年8月を前に、横浜港、
神戸港に到着する荷物を、6月から止めること出来
ます? 出来ませんよね。
止めたとことろで五輪開催と関係ないし・・・。
検証③
懐かしき2008北京夏季五輪開催期間中、中国は、
いまより酷い雑品・雑線を普通に輸入し続けて
ました。
(野焼き作業は、8月8日=開会式の半年ほど前
から、ヘリで厳しく監視、禁止されてました。これは
北京の空を一時的に青くする為で、事実、開会式の日
は青天であった。)
※ということでまとめ。
①中国向け輸出。春節休暇に伴う流通の混乱は、
12月後半〜2月初めに間違いなく起こります。
②それはa春節とbコロナ禍の影響で、通関が
お休みとなり、一部の船が止まり、コンテナが不足
することであり、北京五輪のせいではない。
③こういう時期、適当な説明をする人(なぞ中)が
出現するので、気をつけましょう。
※雑線(ヤード持込):【12月2日現在】
【1】ワイヤーハーネス:410円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):360円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):330円前後
【4】雑線B :230-260円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。
以上