お客様各位
【12月17日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=136円70銭【07:30現在】
※N.Y.ダウ: 32,920.46(-281.76)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売 : 8231.5(-151.5)
②午後売 : 8260.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅 : 3.7615(-0.0015)
④金 : 1790(+12.8)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:74.29(-1.82)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1170円
②ロンドン午後:1180円
③N.Y. : 1180円
※ニューヨーク為替引値(円)
136.69-136.72(1.07円高-1.07円高)
【12月16日:昨日の状況】
※国内銅建値1190円(12月14日より-10円)
《中国との競争》
※現在、東南アジアから日本に輸入している銅スクラッ
プは中国向けと競合します。
①東南アジア→日本
②東南アジア→中国
※例えば、マレーシアのA社が持っている荷物、COBRA
(雑ナゲット)でもBIRCH CLIFF(二号銅)でも、
HONEY(真鍮)でも、売ろうとしたら①日本に到着して
いくら②中国に到着していくら、という価格の比較をし
て高い方に売ります。(当たり前)
※そのため中国・韓国・台湾・日本を含めたアジア圏の
マーケットは、一つの価格帯に収歛されていきます。
※仮に、日本の商社である弊社が、いくら〇〇$/mtで
買いたいとA社と交渉したところで、中国に△△$/mt
で売れると言われれば、「はい、それま〜でえよ〜。」
となります。
※日本は今年、年内を通じてずっと荷不足であった為、
海外から日本へ銅スクラップを輸入して国内に販売する
取引は比較的順調でした。
一方で価格の水準という意味では、中国と競合すること
が多く、こちら側に価格交渉の主導権はなかったとも感
じます。
※さて、現在、中国は日本からの銅スクラップとして、
特号銅(ピカ)や一号銅も輸入しています。
※高品位の銅スクラップは日本国内のメーカー買値が高
く、中国向けには流れないと、小生は当初は予想してい
ましたが(過去のリサオタ参照下さい)、日本国内メー
カーの買い意欲が低いこともあり、最近は、だいぶ中国
に流れているようです。
※今後、日本も東南アジア同様、中国メーカーが価格主
導権をもっていくことになるのでしょうか?
※おまけ: 植木等 “ハイそれまでョ“
植木等 "ハイそれまでョ" | Hitoshi Ueki "Hi, Soremadeyo (Hey, it's over)" (1962, 東芝レコード TOSHIBA Record, Japan) - YouTube
※雑線(ヤード持込):【12月16日現在】
【1】ワイヤーハーネス:415円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):385円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):340円前後
【4】雑線B :240-270円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】
以上