お客様各位
【12月25日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):114円41銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ: 休場
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 9582(-24)
②午後売: ー
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 休場
④金: 休場
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油: 73.79(+1.03)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前;1150円
②ロンドン午後:ー
③N.Y. : ー
※ニューヨーク為替引値(円)
114.41-114.44(0.04円安-0.04円安)
【12月24日:昨日の状況】
※国内銅建値 1140円( 12月22日より+20円)
《バイ・アンド・ホールド ★注》
※昨日、売り手が販売方法として、入札形式を取る
ことが多いと書きました。
※この手法の究極は「現在価値を超えた価格の取引」
に辿り着きます。
※例えば、今現在の銅建値(電気銅)が1,140円/kgの
場合、銅スクラップの最高レベル特号銅線(ピカ線)
は1,050円/kgといった水準になるでしょう(仮)。
※今現在、日本国内の銅スクラップは、1,050円/kg
以上の価格で取引されることは、理論上はあり得ま
せん。
電気銅を買った方が得だからです。
※ところが、市中に品物が極端に少なくなると、
①長期契約を履行する為に現物を確保しなくては
ならない問屋・商社や、②将来相場が上がると見越し
たギャンブラーは、1,060円/kgでも、1,070円/kg
でも、現物が欲しいということになる。
※確保した荷物は、現在価値(1,050円/kg)では売れ
ないので「バイ・アンド・ホールド」つまり「買って
(ただ)置いておく」ことになります。
※問屋・商社及びギャンブラーは、将来、相場が
上がった時点で売ることを目的にしているので、
「現在価値を超えた価格での取引」が起こり得るの
です。
※但し、この手法は荷物を買っても、相場が上がる
迄は売ることが出来ないので、荷物を置いておく為
の“資金”と“場所”が必要となります。
資金・場所に余裕のある会社しか出来ません。
※買いの競争は厳しくなり、買い手の余裕は一層なく
なり、商社やブローカーなど“仲介業者”は生き残れ
ない。 それどころかヤード業者であっても資金力の
ない会社は、仕入競争に敗れ、そもそも仕入れすら
出来ません。
※資金力の戦い=デス・マッチの様相を呈して
きます。
★注:バイ・アンド・ホールド(buy and hold)
金融・証券用語。株式や債権を買い持ちしたまま、
長期に保有する投資手法。 短期売買を繰り返す方法
と逆の手法。
お知らせ:12/30(木)〜来年1/5(水)相場情報
お休みします。 今年最終回は12/29(水)配信分、
来年1/6(木)に再開予定しています。
※雑線(ヤード持込):【12月24日現在】
【1】ワイヤーハーネス:410円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):360円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):330円前後
【4】雑線B :230-260円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。
以上