お客様各位
【12月9日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=136円67銭【07:05現在】
※N.Y.ダウ: 33,781.48(+183.56)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売 : 8537.0(+203)
②午後売 : 8562.0
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅 : 3.8805(+0.025)
④金 : 1788.7(+3.2)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:71.46(-0.55)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1220円
②ロンドン午後:1220円
③N.Y. : 1220円
※ニューヨーク為替引値(円)
136.65-136.68(0.05円安-0.05円安)
【12月8日:昨日の状況】
※国内銅建値1200円(12月8日より+10円)
《マレーシア向け雑線くず輸出》
※年末の挨拶でお客様を順番に訪問しております。
※いく先々で、あまりにも同じ質問をされるので、ブ
ログでもう一度同じ説明をしておきます(目を凝らし
てよーく読み、ご理解ください)。
エッセンス
①「日本からマレーシアへの雑線輸出が減っている」
→○(正)
②「それはマレーシア政府が何らかの規制をしている
からである」
→X(誤)
③「むしろ原因は、日本サイドの通関厳格化にある」
→○(正)
※2018年末に中国が雑品・雑線(7類)の輸入を禁止
して以降、その代替仕向地として東南アジアに同荷物
が流れました。
※その主力はマレーシアで、急激に大量の雑品・雑線
が流入したマレーシアでは、ゴミの問題などが起こり、
輸出元の一つ日本の政府に対しても、マレーシア政府
から正式なクレームがつきました。
※日本政府、特に環境省はその対応策として、輸出者が
雑品・雑線輸出の際、日本の税関に説明する“輸出する
商品がバーゼル規制に非該当であることを証明する為の
分析“を、今まで以上に厳しく行うよう日本の各税関に
指示を出しました。
その結果、昨年2021年7月以降、日本→海外への雑線輸
出は停滞しています。
※いわば、日本は自ら輸出の基準を厳しくして海外への
雑品・雑線の輸出を抑えたわけです。
それは決してマレーシア向け輸出だけに何かをしたわけ
でなく、日本からの雑品・雑線輸出全般を厳しくした
(分析方法厳格化した)わけです。
※では、そのきっかけとなったマレーシア、現在はどう
か?
※輸入側であるマレーシアでは、実は現在、バンバン、
ガンガン、ギンギン、世界中から雑品・雑線を輸入し、
加工・解体をしています。
制限をしていないと言えば嘘ですが、
輸入はフツーーーーーーーーーーーに行っている。
※アメリカもヨーロッパも、韓国・台湾・などなど世界
中から普通に雑品・雑線を輸入をしている。
※日本にいると、何かマレーシアが輸入を規制したから
マレーシア向けの輸出が停滞していると勘違いされてい
る方が多く、同じ質問を受けます。
実際の話をすると驚かれる方が多いので、ここでもう一
度、説明をしておきました。
Quesution:果たして日本の取った政策は国益となってい
るのか???
※雑線(ヤード持込):【12月8日現在】
【1】ワイヤーハーネス:415円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):385円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):340円前後
【4】雑線B :240-270円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】
以上