2月15日 相場情報

お客様各位

【2月15日:‪今朝の状况】

※為替(ドル/円):1ドル=115円54銭【‪‪07:15現在】
※N.Y.ダウ:34,566(-172)

※銅LMEセツルメント($/t)
 ①午前売: 9882(-158)
 ②午後売: 9902.5

※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅: 4.5075(+0.0025)
 ④金: 1868(+27.2)

※WTI原油先物($/bbl)
 ⑤原油: 95.46(+2.36)

※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
 ①ロンドン午前:1190円
 ②ロンドン午後:1190円
 ③N.Y. : 1200円
 
※ ニューヨーク為替引値(円)

115.53-115.56(0.12円安-0.12円安)

【2月14日:昨日の状況】

※国内銅建値 1190円( 2月9日より+10円)]
《中国向けアルミZORBA のつづき》

※日本で中国向けに輸出されるミックスメタル(ZORBA)は、
バラ積みORフレコン積みでコンテナに
入れられ輸出されます。
※その物が完全にクリーン、つまりほぼ全量がアルミ分
であれば、中国のどこの港でも通関可能ですが、僅かな
不純物が認められるかは「輸入通関側の匙加減一つ」
です。
※需要家であるアルミ合金メーカーが中国南部に多い
こともありますが、輸入通関のし易さもあり、通関が
比較的甘いとされる香港経由広東省各港に仕向けられる
ことが多いです。

※この香港経由広東省というルートが、なかなか分かり
辛いのですが、例えて言うならアメリカからの大型
コンテナ船が横浜港に入港し、そこでコンテナが、
小さい船に載せ替えられ、静岡の清水港・御前崎港、
千葉の木更津港、茨城の日立港に運ばれるような
イメージか???(←余計分かり辛い)

※さて10年、20年前の中国通関事情をご存知の方は
「中国でも香港経由なら何でも誤魔化して通関出来るん
でしょ!」とお思いでしょうが、現在、そのような
インチキは一切出来ません。
※少なくとも金属スクラップについては、中国全土、
どこの港で通関しようが完全にクリーンな物以外は絶対
に通関出来ません。
※それどころか、ここ1年くらいは、その通関が“あまり
にも厳しく”香港で、一度、コンテナを下ろしてヤードに
運び、コンテナの扉を明け、その状態を良くしてから
再度船に積むという二度手間をかけております。
※そのコストは、日本円でキログラム当たり10円や20円
かかってしまう為、結果として日本で売るミックス
メタル(ZORBA)価格の下げ圧力となっています。

※雑線(ヤード持込):【2月14日現在】
【1】ワイヤーハーネス:460円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):410円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):380円前後
【4】雑線B :265-295円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。
以上