お客様各位
【2月21日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=149円89銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:38,563.80(-64.19)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:8366.5(+2)
②午後売:—
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:3.8665(+0.0285)
④金:2027.5(+16)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤77.04 (-2.15)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1300円
②ロンドン午後:—
③N.Y. : 1330円
※ニューヨーク為替引値(円)
149.99-150.02(0.12円高-0.12円高)
【2月20日:昨日の状況】
※国内銅建値1310円 (2月19日より+40円)
《出口側か・入り口側か》
※目下、最も切実な課題は被覆線スクラップ加工から排出
される被覆材(主にはPVC.PE.ゴム)の処理方法です。
※年始に詳細な処理方法を本コラム(マレーシアの回)で
記したのでホームページのアーカイブから、過去のコラム
を検索するとより分かりやすいと思います。
※要は(塩素系お風呂のカビ取り洗剤ではありませんが)
「混ぜるな危険」がポイント。
※被覆線スクラップでも、粉砕加工ではなく剥線加工によ
り、剥離した被覆材は、その材質がPVCか PEか、ゴムか、
がはっきりしている為、再生時の溶解が容易です。
※単一素材であれば溶解が容易なのに対して、粉砕加工し
て複数の素材が混在してしまうと、そのままでは溶解が出
来ないので、素材別に分ける必要がある。
※粉砕された被覆材はあまりに細かい為、中国や東南アジ
アでは粉砕後の選別作業(特別な回転釜を使用:提純)を
行っていますが、日本ではなかなか難しい(排ガス排水と
人件費がポイント)。
※では、被覆材が混在したままで再生をし、何か製品を作
れないか?という試みもあり、実際、実現しています。
※但し、この場合再生プラスチック素材の品質は悪くなり、
出来た製品の使い道が少ないだけでなく、市場単価も安く
なります(販売単価が安いと再生のためのコストを出しに
くい)。
※とまあ、彼方を立てれば此方が立たないという風で、破
砕してしまった被覆材の再生は困難を極めます。
※採算を合わすためには、被覆線の排出業者(電線メーカ
ー:出口)側か、プラスチックの需要家(プラスチック製
品メーカー:入口)側か、の協力を得て「コストだけでな
い価値」を評価してもらわないとならないというのが小生
の結論です。
※例えば、電線メーカーがバージン材よりも再生材を使っ
た方がコストアップとなるが、環境の為になるので、再生
材を使用するという具合です。
お知らせ:ホームページに添付している写真がご覧になれ
ない場合があるようです(登録が必要となる)。 修正し
ますので暫くお待ち下さい。
※雑線(ヤード持込):【2月20日現在】
【1】ワイヤーハーネス:470円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):450円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):380円前後
【4】雑線B :280-310円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】
以上