《厳しい環境》
【2月10日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=151円52銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:44,303.40(-444.23)
【2月8日:先週末の状況】
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:9288.0(+123)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.5815(+0.128)
④金:2867.3(+11.3)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤71.0(+0.39)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1460円
②ロンドン午後:ー
③N.Y. :1580円
※ニューヨーク為替引値(円)
151.4-151.44(0.04円高-0.03円高)
【2月9日:昨日の状況】
※国内銅建値1440円(1月28日より-40円)
《厳しい環境》
※ 先週のコラムで、需要家(=メーカー)が金属スクラップ原料
を納入する商社・問屋に依存しているという考え方は、一方的な
納入業者の思い込み「片思い」で、メーカーの購買担当者は、仕
入先(商社・問屋)を頼りにしていない。
※一方、商社・問屋の方々は、何となく昔のまんまの感覚で“頼
りにされている“と、信じ込んでいるのではないか?と、書きま
した。
◎長期的視点: メーカー > 納入業者
(Suppliers Love Customer.)
※ところが、ところが、その後、色々な方と話していると、同業
者さんからも、弊社の営業マンからも、『足元数ヶ月は本当にき
つい』、『いつものように価格を付けても荷物が買えない』、
『とにかく荷物が集まらない』という厳しい環境を聞かされまし
た。
※納入業者の立場の方は、現状、過去に経験したことないくらい
荷物を集めることができていないので、このまま行くと、今後ど
のメーカー問わず、今まで通りの納入が出来ないかもしれないレ
ベルだそうです。
◎短期的視点: メーカー < 納入業者
(Customer love Suppliers.)
※確かに、小生は最近、あまり細かい仕入れ営業に係わっていな
いので、実際に、マーケットの最先端で営業に回っている営業マ
ンの方々の肌感覚、その厳しさを感じることは出来ておりません。
※先週のコラムだけを読んでいると、まるでメーカーの方は、い
くらでも自由に金属スクラップ原料を購入出来ると錯覚され、の
んびりされているかもしれません。
※ところが蓋を開けてみると、全く思ったように原料を購入でき
ないということになり兼ねません。
※4月の長期契約交渉が始まる3月になってから、小生のせいにさ
れても困るので、前回とは真逆の話、それも、目下の現実的な話
を記しておきます。
以上
おまけ
「命あっての物種」ではなく「モノあっての命だね」