お客様各位
【2月12日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=115円38銭【07:33現在】
※N.Y.ダウ:34,738(-503)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 10040(-180.5)
②午後売: 9938.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.505(-0.1525)
④金: 1840.8(+4.6)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油: 93.1(+3.22)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1210円
②ロンドン午後:1200円
③N.Y. : 1200円
※ ニューヨーク為替引値(円)
115.41-115.44(0.59円高-0.59円高)
【2月11日:昨日の状況】
※国内銅建値 1190円( 2月9日より+10円)
《中国向けアルミ ZORBA》
※先日、所謂ZORBA(アルミ系ミックスメタル)を
扱う業者さんから仕入れたネタを今日は紹介します。
※シュレッター工場で破砕し、選別工程を経てアルミ
メインにしたものがZORBAです。
※日本とは比べものにならない量が、欧米から中国に
流れているのは、昔も今も変わっておりません。
※日米欧からの荷物は共通して、かつては選別を“仕切ら
ない”でも(=不純物があっても)中国が輸入した為、
ZORBAとしては品質の低いもの=不純物の多いものが
中国向けられてました。
※中国に輸入され後、人出により再選別され、中国合金
メーカーが原料とした。
※ところが中国、2018年末に雑品・雑線を輸入禁止し
、2020年の11月にスクラップ輸入を禁止した(クリー
ンな金属を“製品”として輸入)のに連れ、このZORBA
の輸入基準を厳しくする一方です。
※敢えて分かりやすく書きますと「中国輸入OK」の
基準は、
〜2018/12まで アルミ80%不純物20%
〜2020/11まで アルミ90%不純物10%
〜現在 アルミほぼ100%不純物僅か
※と、こんな感じで、ZORBAと言えど、現在は、選別が
不要でメーカーがそのまま原料として使える“炉前”水準
でないと輸入自体が出来ません。
※その中国向けのZORBA、昨年、二度ほど一時的に
高値で流れるタイミングがありました(日本→中国への
量が増えることがありました)。
※それをして「中国が不純物の輸入基準が緩くしたので
は?」と噂されることがあるのですが、断じてそれは
ありません(来週詳しく解説)。
※冒頭のZORBAを扱う業者、中国は首尾一貫して
不純物基準を厳しくしており、「中国にZORBAを売る
為には、日本でクリーンな物を作るしかない」と言い
切っておりました。
※雑線(ヤード持込):【2月11日現在】
【1】ワイヤーハーネス:460円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):410円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):380円前後
【4】雑線B :265-295円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。
以上