お客様各位
【2月14日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=132円413銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ:34245.93(+376.66)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:8912.0(+7)
②午後売:8912.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.087(+0.0595)
④金:1851.9(-10.9)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:80.14(+0.42)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1230円
②ロンドン午後:1230円
③N.Y.:1240円
※ニューヨーク為替引値(円)
132.62-132.63(1.45円安-1.43円安)
【2月13日:昨日の状況】
※国内銅建値1220円(2月3日より-40円)
《続・中国企業》
※中国企業は業種に関わらず、大きいほどその自治体と
の繋がりが強く、それがないと事業が上手く行かない。
税金などの優遇を受け、その見返りを自治体関係者(公
務員)に還元させないと、そもそも事業が立ち行かない
と、前回、書きました。
※このコラムの読者は殆どが日本人だと思われるので、
大多数の読者は、
「だったら自治体と変な癒着せず、正々堂々とビジネス
をすればいいじゃないか!」と思われたと思います。
※それ。
ブー!です。
ブッブーーーーー!です。
つまり不正解、というかとんでもない不正解。
※この正々堂々やれば上手くいくという発想が日本人は
大好きで、中国でも機能すると(というか世界中で通じ
ると)信じて止みません。
少なくとも中国大陸では、全くもって機能しないどころ
か裏目に出ます。
※例えば、黄銅棒を製造するメーカーA社の戦略を見て
みます。
A社は製品販売において激しいダンピングをし、同業他
社と値下げ合戦をしています。赤字である商売でもシェ
アを伸ばす為に、大量製造・大量販売をしています。
※その製品にイノベーションや品質優位性はなく、ただ
単に大量に売って同業他社を妨害する。
結果、同業他社B社は①負けを認めA社のブランドとして
製造を続けるか?、②倒産するか?を選ぶよう迫られま
す。 これがA社の戦略です。
※A社にとって赤字大量販売期間に役立つのが税制(優遇、
とそれにともなう官民癒着)です。 赤字であり続けても、
その間、省・市から補助金が注がれ続ければ、A社は生き
ながらえれます。逆に癒着がなければ生きていけない。
※一方で、正々堂々とビジネスをするとことはB社の立場
を意味します。
いくら正々堂々と良い製品や、良いサービスを提供して
も、相手のA社が官民癒着でダンピングをしてきたら、B
社は生き残れない。
※“進むも地獄”“戻るも地獄”という状態。
※小生が端で見ている限り、中国で事業の成功とは、良い
か悪いかは別として、A社のやり方を意味します。
B社のやり方=「正々堂々」はお薦めしません。
※雑線(ヤード持込):【2月14日現在】
【1】ワイヤーハーネス:450円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):420円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):365円前後
【4】雑線B :260-290円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】
以上