御客様各位
【5月6日:今朝の状況】
※為替(ドル円)1ドル=93円87銭 【6:20現在】
※N.Y.ダウ:10868(-59)
※ダウは約1カ月ぶりの安値。
※ ギリシアなど欧州の財政問題への懸念から外国為替市場でユーロ売り・ドル買いが活発化。
※ドル建て取引される原油などが割高感となり大きく下げた。同様に商品先物
は売られ、資源関連株は大きく値を下げた。
※N.Y.金:1175.0(+5.80)※N.Y.原油:79.97(-2.77)※LME銅($/t)現物
午前:6801.0(-374.5)
午後:6768.0
※NYC銅(¢/lb)
5月:313.80(-2.65)
※LME銅相場概況:
ムーディーズがポルトガルを格下げする可能性があると発表すると、ギリシャ発の債務危機が他のユーロ加盟国に拡大する懸念が現実味を帯び、ユーロが1.30ドルから1.28ドルまで一気に急落。これが嫌気されリスク回避の売り圧力が、株、為替、商品市場に再び押し寄せた。
※国内銅建値《4月23日より770円(-10)》:本日時点予想計算値、ロンドン午前:700円、午後:690円、N.Y.:710円
【5月6日:日中の状況】
(国内)
※為替(ドル円)1ドル=93円88銭 【11:00現在】
※日本国内銅建値≪5月6日本日より690円/KG(-80円/KG)≫
(電気銅)
※上海先物取引所 銅:【11:00現在】
5月:57000(+530)
※上海電気銅、今日に限って言えば上昇しています。
※但し、いつも申し上げている通り、(スクラップと違い)基本的にはLMEとリンクしている為、
連休中は、LMEの下げに乗じて大幅に下がっています。
※最近は上海の電気銅相場もネット配信されているので詳細は避けます。
(スクラップ)
※スクラップ価格については、連休中の動きを無視して(追いかけても意味がない為)、
現在の状況を報告します。
※中国現地、工場はここ数日、価格は提示してません。
※但し、指標となる黒引銅の価格が、4月30日時点と比べて、約2000人民元/MTで下げ。
※今回、スクラップ価格が2500人民元/MT下がると予測してます。
※為替の影響は(小さい為)敢えて考慮しないとして、銅価格が日本円35円/KG下がったことになる。
※因って、約4割銅分の雑線に関しては、13円/KGの下げで計算。以下の提示となりました。
※※但し、国内外問わず、このタイミングでの商売成立は事実上不可。
※仮に契約に至るとしたら、弊社価格からその下の水準で中国側にOFFERする必要あり。
※逆に玉を物側にすれば、下がった状況で出荷する必要もないでしょう・・・、当分様子見というのが
実際。
(税金)
※毎月の税金計算について。
※今月も若干上昇しました(200〜300人民元程度)。
※弊社の雑線価格には既に反映させていますので、大きな問題ではありません。
※但し、広義に考えると、中国政府は外貨準備高を確保する為、政策的に輸入を抑えているの
かもしれません。つまり最近の輸出の減少に合わせて、輸入を”減らしたい”。その政策の
一環として、過剰に税金を上げてきている可能性あり。この点は要注意です。
※雑線(コンテナ:関東地区:【5月6日11:00現在】)
?雑線(下=38-40%):210〜224円/kg
?雑線(普通=40-41%):224〜231円/kg
?雑線(上=42-43%):238〜245円/kg
?雑線(特上=44-45%):252〜259円/kg
?雑線(Fケーブル中心:44%):256円/kg
・?の項目は、室内配線中、赤=ピカ線が多く且つビニールがすべて再利用可。歩留まりは44%程度。
・45〜50%の線も購入可能、別途見積ります。
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
以上