5月20日 相場情報

御客様各位

【5月20日:今朝の状況】
※為替(ドル円)1ドル=91円64銭 【6:10現在】
※N.Y.ダウ:10444(-67)
※N.Y.金:1193.10(-21.50)
※N.Y.原油:69.87(+0.46)
※LME銅($/t)現物 午前:6465.5(-140.0) 午後:6522.5
※NYC銅(¢/lb) 5月:295.00(-7.25)
※LME銅相場概況:
ドイツ政府がユーロ圏諸国の国債空売りを禁止する規制を発表したことで、欧州財政を改めて不安視する見方が強まった。
また規制が市場の流動性を損なうとの認識から、リスク資産は総じて売られ、銅は一時6455ドルまで下値を試した。
※国内銅建値《5月18日より640円(-50円)》:本日時点予想計算値、ロンドン午前:650円、午後:650円、N.Y.:650円

【5月19日:昨日の状況】
※上海先物取引所 銅:終了(セツルメント) 6月:52840(-150) 8月:52810(-140)
※上海電気銅は午前中マイナスで始まり、午後になりプラスに転じるも、終値では、結局マイナス。
※スクラップ市場は完全に停止、黒引銅の価格もわかりません。
※中国客先の立場としては、上海の下げと円高を理由に更なる下げ要請あり、雑線価格は△3円/kgとしました。
※そんな中、弊社にとって大きな(bad)ニュースが入ってきました。
※主力客先の内1社が6月より完全休業に入ると(無期限)。 解体工場は一時閉鎖、荷物の買付けはしない。
※既に買い付けた在庫価格が高く売れない為、資金が詰り、新規の買い付けの意思が当分ない。
従業員などのコストを考えると、休業補償をしても工場・事務所を休みにした方がいいとの判断。
※無論、弊社だけの事情であり、中国スクラップ市場からみればほんの僅かな問題ですが、
今のスクラップ市場を象徴しています。
※一社だけの状況と考えるよりは他社、他地域も同様。
銅価格が多少上昇しても簡単に改善される問題でないとの認識が必要です。
※また、仕入先お客様には申し訳ありませんが、東京資源としての買いを抑える必要に迫られます。
※雑線(コンテナ:関東地区:【5月19日現在】)
?雑線(下=38-40%):188〜202円/kg
?雑線(普通=40-41%):202〜209 円/kg
?雑線(上=42-43%):216〜223円/kg
?雑線(特上=44-45%):230〜237円/kg
?雑線(Fケーブル中心:44%):234円/kg
・?の項目は、室内配線中、赤=ピカ線が多く且つビニールがすべて再利用可。歩留まりは44%程度。
・45〜50%の線も購入可能、別途見積ります。
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
以上