御客様各位
【3月23日:今朝の状況】
※為替(ドル円)1ドル=80円97銭【6:20現在】
※N.Y.ダウ:12019(-18)
※N.Y.金:1427.60(+1.20)
※N.Y.原油:104.00(+1.67)
※LME銅($/t)現物 午前:9450.0(-69.0) 午後:9489.0
※NYC銅(¢/lb) 3月:430.35(+2.80)
※LME銅相場概況 日本の原発事故に対する過度に悲観的な見方の後退で市場は落ち着きを取り戻し、次の材料待ちとなった。
※国内銅建値《3月22日より820円(+40円)》:本日時点予想計算値、ロンドン午前:810円、午後:820円、N.Y.:820円
【3月22日:昨日の状況】
※上海先物取引所 3月22日終了(セツルメント)銅 4月:71020(-160)
※中国の状況、上海の電気銅は大きくは変わらず。
※雑線の価格についても変更なしです。
※中国向け輸出に関しては、相変わらず『放射能の水準』が問題。
※大きく分けて、(a)バラ船と(b)コンテナ船があるわけですが、(a)バラ船に因る雑品は、大部分で、輸出業者が受け入れを止めているようです。
※これは【中国政府や通関が輸入を禁止した訳ではなく】、今後、そうなった場合、雑品等を抱え込む=売れないリスク(1)を嫌がった、輸出業者の措置です。※また、輸出業者は、日本で日中商品検査に因る放射能測定値が基準値(0・3マイクロシーベルト/h)を越えた場合に、船積み作業が出来なくなるというリスク(2)も嫌がっている。
※港の輸出業者が買わない=中国側がストップしたというのは誤解です。
※あくまで、日本の輸出業者(=荷主・港の集荷業者)が、受け入れ購入を一時的に止めたり、制限をしているわけです。
※確かに、リスク(1)に関して、中国側は一度禁止を発令すれば、即日実施すると思われ、安全を考えれば購入しないという選択肢もあるでしょう。
※(b)コンテナ船に関しても、リスク(1)リスク(2)は同様です。
※リスク(2)に関して言えば、福島に近い地区で、特に放射能粒子を吸収し易い、プラスチックや古紙などで、基準値を超える例が多いようです。
※(a)バラ船と同様に、日本の輸出業者が、中国の将来的なストップのリスク(1)や、放射能基準値を越えるリスク(2)を嫌い、購入をしないケースが見られるようです。
※雑線(コンテナ:関東地区:【3月22日現在】
?雑線(下=38-40%):241〜255円/kg
?雑線(普通=40-41%):255〜262円/kg
?雑線(上=42-43%):269〜276円kg
?雑線(特上=44-45%):283〜290円/kg
?雑線(Fケーブル中心:44%):287円/kg
・?の項目は、室内配線が中心、赤=ピカ線が多く且つビニールがすべて再利用可。歩留まりは44%程度
・45〜50%の線も購入可能、別途見積ります。
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】 以上