御客様各位
【4月15日:今朝の状況】
※為替(ドル円)1ドル=83円48銭【6:30現在】
※N.Y.ダウ:12285(+14)
※N.Y.金:1472.4(+16.80)
※N.Y.原油:108.11(+1.00)
※LME銅($/t)現物 午前:9326.5(-299.0) 午後:9444.0
※NYC銅(¢/lb) 4月:427.65(-0.90)
※LME銅相場概況
欧州ソブリンリスクを懸念したユーロ下落を背景に途中9300ドル台半ばまで下落する場面もあったが、後半はNYダウの持ち直しとともに買い戻された。
※国内銅建値《4月12日より870円(+10円)》:本日時点予想計算値、ロンドン午前:830円、午後:840円、N.Y.:840円
【4月14日:昨日の状況】
※上海先物取引所 4月14日終了(セツルメント)銅 4月:71440(-590)
※臨時メールの通り、雑線価格をまた、下げ調整しました。
※さて、コンテナ積みの放射能値について、連日、日中商品検査と”見解の相違”が続いてます。
※商品検査の検査方法に対する疑問点は、以下3点。
【疑問】
?『多額の検査料を払い、0.3μsb/hの水準を検査するも、自ら、中国側の検査は通らないかもしれない』と言うこと
≪4月8日付通達:参照≫。
?基準としている0.3μsb/hを超えていない貨物についても、その数値が高い場合(仮に0.2μsb、0.25μsb)、なにか船積みを止めた方がいいのでは?と促すこと(例:トラブればすべて荷主の負担だ!と、わざわざ言及する)
?数十トン〜百トンという大きなロットの、僅か一部でも0.3μsbを超えると、全ロットの船積み禁止を指示すること。
【疑問に対する小生の主張】
※当方の経験上、北関東〜関東南部においては確かにその放射能数値は高いです。
※平常時0.08〜0.15という数値の地域がほとんどであるのに対し、関東の北部では0.2を超えることが、しばしばあります(地域・風向き・天気に因ります)。
※しかしながら、基準値を設けている以上、
?0.3以下なら責任をもつべき=中国の通関を保証(担保)すべき。
?0.1でも、0.2でも、極端な話0.25でも0.29でも同じ扱いとするべき。=そこに区別をつければキリがない。
?0.3を超える場合も、それが大きいロットの僅か一部であれば、超えた部位を積まなければいい。=重箱の隅をつつくような指摘は無意味。
【補足・強調】
※彼らの指摘は、まさに重箱の隅であります。
※基準値は基準値であるが、その解釈においては柔軟に”自ら頭を使い考える”ことをしなければ、人間の仕事とは言えない。
※このままでは『誰も非鉄金属の輸出は出来なく』なり、それが引いては経済全体の停滞招く。
※さて、あまりに長く熱い主張を続けた為、ここまで辿り着かない読者もおられるかもしれません。
※特に関東・東北以外の地域の方はわからないかもしれませんが、それほど当該地域では、重要になっています。
※最後に以下、放射能に対する、ちょっとした対処方法。マメ知識。
※但し専門知識ではないのでご了承を!
※1:ほこりや土に付着する傾向が強い為、地面・土の辺りでは、”全国どこでも”数値が上がる。
※2:水で流れてしまう為、高圧洗浄機や、ホースの水でもかければ、かなり値は下がる。長時間洗えばほとんど問題なくなる。
※3:逆に水が流れ込む排水口の数値は上がる。
※4:出来れば品物は屋内へ。屋外の品物にはシートをかけるだけでも有効。
以上、
※雑線(コンテナ:関東地区:【4月14日現在】
?雑線(下=38-40%):250〜264円/kg
?雑線(普通=40-41%):264〜271円/kg
?雑線(上=42-43%):278〜285円kg
?雑線(特上=44-45%):292〜299円/kg
?雑線(Fケーブル中心:44%):296円/kg
・?の項目は、室内配線が中心、赤=ピカ線が多く且つビニールがすべて再利用可。歩留まりは44%程度。
・45〜50%の線も購入可能、別途見積ります。
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】 以上