御客様各位
【5月31日中の状況】
※為替(ドル円)1ドル=78円76銭【11:37現在】
※上海先物取引所 5月31日 銅 5月:55160(-800)
※LME場外($/t)7470.50
※雑線価格改定、マイナス5円としました。
※LMEの場外相場は下げ、為替も更なる円高。
※明日の銅建値も20〜30円の下げを現時点では予想しています。
※雑線(コンテナ:関東地区:【5月31日11:37現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):233円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):221円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):211円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):163円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):128円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】
【5月31日今朝の状況】
※為替(ドル円)1ドル=79円08【6:20現在】
※N.Y.ダウ:12420(-161)
※N.Y.金:1565.7(+17.0)
※N.Y.原油:87.82(-2.94)
※LME銅($/t)現物 午前:7545.0(-140.5) 午後:7498.5
※NYC銅(¢/lb) 6月:338.65(-7.50)
※LME銅相場概況
スペインの銀行の資本増強への不安の高まりや国債保証コストの上昇、またイタリア入札での利回り上昇など欧州債務危機の深刻化懸念や、ユーロ圏の予想以上の景気悪化などが嫌気され、ユーロ下落とともに売り込まれた。
※国内銅建値《5月29日より660円(+10円)》:
本日時点予想計算値、ロンドン午前:640円、午後:640円、N.Y.:640円
【5月30日:昨日の状況】
※上海先物取引所 5月30日終了(セツルメント) 6月:55960(-540)
※昨日の新聞一般紙で『円と人民元の直接取引が6月1日にスタートする』と報じられました。
※中国向け輸出を考えた場合、以下のように変わることになります。(結論を先に言うと”影響はありますが、大きくは変わらない”)
※東京資源の売り先の中国人、天津在住の”林さん(仮名)”が、日本へ商品代金を送金する際は日本円です(一部ドルもありますが、ここでは分かり易く)です。
※今現在、林さんは、日本で買った電線を解体し”銅”を、中国内で人民元で売ります。そのお金を、一度ドルに替えて(1)、更に日本円に替えて(2)から送金している訳です。
※これはひとえに人民元がマイナー通貨である為で、貿易の際、ドルという基軸通貨を介している。(将来、人民元はメジャーになると思いますが・・・今は、2Aか3A)
※今後、(1)の作業を経ず、いきなり(2)の作業≪人民元⇔日本円≫が出来るということです。
※日中間にメリットはあります。単純に為替手数料が減る(2回が1回になる)。また、ドル円相場の影響が”少なく(注:なくなるではなく)”なるなど貿易の円滑化に寄与します。
※但し、ドル=人民元は、未だ【ほぼ固定】であることは変わりません。
※因って、日本円がドルに対して安くなれば人民元に対しても安くなり、高くなれば高くなります。 中国にいる林さんは、日本円が安い時に雑線を買いたい訳で、当然、人民元が高い時(=ドルが高い時)に、契約したい、換金したい(=円を買いたい)、送金したいということは変わらない訳です。今後も、この状況は変わりません。為替(実質ドル円相場)を見た商売に変わりはないことになります。
※雑線(コンテナ:関東地区:【5月30日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):238円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):226円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):216円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):168円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):133円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】
以上