9月11日 相場情報

御客様各位

【9月11日今朝の状況】
為替(ドル円):1ドル=78円25銭【6:45現在】
※N.Y.ダウ:13254(-52)
※N.Y.金:1731.80(-8.70)
※N.Y.原油:96.54(+0.12)
※LME銅($/t)現物
午前:8032.0(+188.0)
午後:8073.0
※NYC銅(¢/lb)
370.00(+4.00)
※LME銅相場概況
前週の低調な米雇用統計を受けた量的緩和第3弾(QE3)観測の高まりに加え、中国の経済市場が弱い内容となったことで、中国でも金融緩和に踏み切るとの観測が強まり、前週末の急騰の流れを引き継いだ。

※国内銅建値《9月7日より650円》
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:680円、午後:680円、N.Y.:690円

【9月10日:昨日の状況】※上海先物取引所 9月10日終了(セツルメント)
9月:58390(+1460)
※上海は急騰、先週末のLMEの高騰を受けて。
※上海先物市場で銅は1400〜1500人民元/mt上がったのに対し、銅スクラップは1000人民元上昇しました。為替が円高に振れた(というか先週中頃まで戻した)為、雑線価格は3円の上げ止まり(臨時メール)。
※さてこの高騰を分析、金曜〜月曜の間に上げを比較します(注:為替は考慮せず)。
LMEは約300ドル、上海先物は約1700人民元の上げ、これは日本円に計算すると23円/KGと20円/KG。これに対して、1000人民元の中国内スクラップは12〜13円/KGということになります。国際相場に比べ中国内のスクラップ価格の上げ幅は、現時点で小さいと言わざるを得ません。
※一方で日本国内、建値は据え置かれました(計算上は20〜30円上げ余地)。 当然と言えば当然ですが、メーカー各社(銅に限らず)は暫し様子見というのが主流。 あまりにも急激な上昇に、皆、相場動向を見極めてからの価格提示したいということでしょう。
※雑線(コンテナ:関東地区:【9月10日現在】
(1)雑線(44〜45%・赤中心):240円/kg+α@5〜10円
(2)雑線(43%前後・雑中心):228円/kg+α@5〜10円
(3)雑線(40-43%雑中心 不安定):218円kg
(4)雑線 (38%前後雑中心 B線):170円/kg
(5)雑線(家電線・弱電):135円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】以上