御客様各位
【お知らせ】
この度、弊社では新たな人材を募集することになりました。
国内バイヤーをメインに、総合職として、弊社で働いてみませんか。
・20歳〜30歳の男性
・普通車運転免許必須
・経歴不問(社会人経験があれば問題ありません。)
・国籍不問(中国・台湾・韓国・東南アジアの方大歓迎、ビザ発給可能。)
変化を恐れず、柔軟性がある方を求めています。
興味がある方はinfo@tokyo-resource.co.jp宛にメールにて是非お問合せ下さい。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
【1月18日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=104円26銭【5:50現在】
※N.Y.ダウ:16458(+41)
※N.Y.金:1251.90(+11.70)
※N.Y.原油:94.37(+0.41)
※LME銅($/t)現物 午前:7379.5(+34.0) 午後:7375.0
※NYC銅(¢/b) 1月:337.85(-1.25)
※LME銅相場概況
前週末の海外銅相場は7300ドル台前半でほぼ横ばいとなった。一連の米経済指標の発表が通過し、手掛かり材料不足から横滑りとなった。
※国内銅建値《1月16日より820円(+10円)》
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:820円、午後:820、N.Y.:820円
【1月17日:昨日の状況】
※上海先物取引所 銅 1月 51850(-120)
※上海先物 銅は小幅ながら下落。中国内スクラップ(光亮銅)はマイナス200人民元、雑線価格はマイナス3円。
(臨時メール)。
※実は為替だけに振り回された1週間。銅相場は比較的安定しています。
※さて、最近の国内の雑線傾向について考察・レポートします。
あまりに長くなってしまった為、後述します≪読み物≫としました★文末。
※雑線(コンテナ:関東地区:【1月17日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):311円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):295円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):282円/kg
④雑線(38%前後雑中心 B線):230円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):194円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】
★≪読み物:雑線の滞留と品質≫
※昨年後半から、中国向け雑線価格、中国側と日本側に隔たりがあることは説明済み。何度となくメールしてますが、だいたいその差10円〜15円/キロ。
※最近になり、特に感じるのは、雑線の品質低下です、これを自分なりに分析してみました(暇な人だけ読んで下さい・かなりマニアックです)。
※まず、問屋Aという会社があるとします。 同社は通常、地元の決まった仕入先から毎月不定なるも約100トンの雑線を集荷している(小口が多い)と仮定します。その仕入単価を300円と設定します。
※この集めた雑線を、コンテナ詰めし310円で東京資源に売ろうとしたら、東京資源社長は290円でしか買えないと言う。
※そんなことはない!建値は上がってる!と、弊社の同業他社(競合)に310円で買え!と言って回るが、『買えない!』と言われる。
(ここでいい加減な業者は、買えない理由を旧正月のせいにしたりする・笑)。
※実は、その理由、中国内のスクラップ価格が、国際相場・つまり国内建値と連動していないことであり、中国内の相場に合わせれば、a1000トンでも2000トンでも、b今でも旧正月中でも売買は可能。
※ここからが問題。
【A社】
※問屋A社長は、売れない原因も分からないまま、輸出がダメならと、しらばっくれて国内の問屋Bに雑線を転売する。 まぁ、納得出来ない迄も300円以上ならいいや!という気持ちで(買い方の失敗を認めず、他社に押し付けることを考える。=賢いですね!←注:皮肉です。)。
※問屋Bは、問屋Aと同じように、‘本来は’地元の決まった業者(小口が多い)から、毎月約100トンだけを集めてるが、所謂‘仲間買い’でトレーラー1台=20トン、いつもより多く買ってしまう。
※その際、問屋Aは雑線でもなるべく品質の悪い部分を、問屋Bにばれない程度に出荷する(賢いですね!←注:皮肉です②)。
※ここで、
【C社】
※問屋Aと問屋Bの間にブローカーCが入ることが多く、その品質は更に悪くなる(Cはだいたい品質が分からない・笑)。 C社は、A社・B社のことなど全く考えておらず、取引を成立させ、1円でも利益を抜くことを考えるので、当然と言えば当然。
※更に
【B社】
※問屋Bも、扱い量が増えるならという下心があり、取引する。 月に120、140、160、〜200トンと扱い量を増やす。。。が、地元からだけ買っていれば(比較的勝手に)品質を保てるものを、仲間買いにより、扱い量に反比例して、品質が落ちて行く。 例えば扱い量100トンのとき43%であった雑線の銅歩留まりは、120トンのとき42%、140トンのとき41%、・・・ 200トンのときには目が当てられない。
【まとめ】
※最近、全国的な傾向ですが、いつもより多い在庫を抱えてる会社が多いです。資金があり、敢て蓄めてるというと聞こえはいいですが、通常のそれに比べ、決まって品質が落ちている。
※その理由、こういうメカニズムではないか?と考えてます。
※何が言いたいか?
①『各社の実力より明らかに多い量の雑線在庫には、品質に注意せよ(社長が自分でも気付いてないことあり)』
②『結局、品質に合った価格で仕入れなければ、自分が売るときに苦しむ』です。
※【悪貨は良貨を駆逐する(グレシャム)】という言葉があります。 まさにこれ!詳細は
Wikipediaをご覧ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%A0%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87
以上