3月1日 相場情報

御客様各位

【3月1日:今朝の状況】

※為替(ドル円):1ドル=101円79銭【6:50現在】
※N.Y.ダウ:16321(+49)
※N.Y.金:1321.60(-10.20)
※N.Y.原油:102.59(+0.19)
※LME銅($/t)現物
午前:7097.5(+2.5)
午後:7086.0
※NYC銅(¢/b)
2月:323.85(+0.20)
※LME銅相場
月末でポジション絡みの動きが中心となり一時7000ドルを割り込んだが、予想を上回る2月の米経済指標が好感され下げ幅を縮小した。

※本日時点予想計算値、ロンドン午前:770円、午後:770円、N.Y.:770円

【2月28日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:780円(2月25日より+10円)
※上海先物取引
銅 2月:49230(-70)
※上海先物 銅は小幅下落。中国内スクラップ(光亮銅)価格は前日比変わらず。大幅な円高で雑線価格はマイナス4円/?(臨時メール)。
台州及び寧波向け雑品の話(ちょうど船積みのタイミングで、中国の情報を入手)。結論は天津向け雑線と全く同じ。
※モーターを例に取ると、日本国内は量がまとまると75円だ、80円だ、と威勢がいい。高く買えと言わんばかり中国向けにOfferします。【注:本船渡しFOB価格】
※が、銅だけでなく、メインの鉄が下がってる為、75円でも、下手すると70円以下でも赤字!全く要らないというのが中国側意見。
※双方、交渉という側面がある為、なかなか相手の立場を認めない。よけい情勢が分かりづらい。
※客観的な情勢を判断出来る情報は2つ。台州地区でのバイヤーが明らかに減少してること(1)。日本でも敢えて港で集荷しSHIPPERとなる業者が減少してること(2)。←国内転売がリスク低い。
※つまりこの商売自体が全く儲からないからやらない、というのが現在の情勢。ここからは小生の意見ですが、ある程度中国側に価格やスペックを合わせ、流通することを重視すべきだと思います。
※が、長年、売り手市場できた業界なかなか難しい。また中国側も、手のひら返して、何度も買いに来ること(日本側からすると『どうせ売れる』と思いがち)も要因。
※雑線(コンテナ:関東地区:【2月28日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):288円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):272円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):259円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):207円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):171円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】
以上