3月27日 相場情報

御客様各位

【3月27日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=101円97銭【6:45現在】
※N.Y.ダウ:16268(-98)
※N.Y.金:1303.40(-8.00)
※N.Y.原油:100.26(+1.07)
※LME銅($/t)現物  前:6555.0(-4.5) 午後:6527.0
※NYC銅(¢/b) 3月:301.05(-3.50)
※LME銅相場
前日の反発のあとアジア時間に高値更新を試したものの、ロンドン、NY時間は利益確定の売りに反落した。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:710円、午後:710円、N.Y.:720円
【3月26日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:720円(3月26日より+20円)
※上海先物取引所 銅 4月:46270(+450)
※上海先物 銅は上昇、中国内スクラップ(光亮銅)は前日比+500人民元。雑線価格?以外プラス2円。
※銅相場が急落して、雑線の価格の”上げ”につながる要素が、一つあります。それは中国の税金軽減です(税金の改定は毎月1回)。
※何度もこのメールでお伝えしてますが、税金とは中国輸入の際の増値税(=日本で言う輸入消費税)です。中国は増値税が17%と高く、仮に雑線が300円であれば17%だと51円かかります(実は還付金などあり単純でない。さらに複雑 ですがここでは省略)。
※4月以降、この想定単価300円が250円となった場合、50円の下げとなり、その17%軽減されれば、雑線価格は相場が変わらなくても8・5円(50円x17%)上げれる。 
※但し、そう単純でもありません、その理由。
(1)想定単価は、過去3か月の価格を考慮する為、単純に50円は下がらない。1月300円、2月300円、3月250円だと、その平均となり下げ幅は小さくなる(らしい)。
(2)中国買い手の還付金も減る為、単純に税金軽減分を仕入先に転嫁出来ない。
(3)相場が上げ下げしているうちに、いつのまにかその価格(つまり日本の市中価格)に反映されてしまう。=税金が変わるであろう4月1日から”せいの!”で雑線価格を改定する訳ではない。物がほしい人は多少先にプラスしてしまってる。
※【重要】いずれにしても、4月1日にならないとその影響は分かりません(事前通知なし。毎月1回月初に改定。即日実施の為)。ですが、その幅は雑線価格にして数円だと想定してます。

※雑線(コンテナ:関東地区:【3月26日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):262円/kg(前日比+1)
②雑線(43%前後・雑中心):248円/kg(+2)
③雑線(40-43%雑中心 不安定):235円kg(+2)
④雑線 (38%前後雑中心 B線):183円/kg(+2)
⑤雑線(家電線・弱電):147円/kg(+2)
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】                 以上