御客様各位
【4月15日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=101円87銭【6:20現在】
※N.Y.ダウ:16173(+146)
※N.Y.金:1327.5(+8.50)
※N.Y.原油:104.05(+0.31)
※LME銅($/t)現物 午前:6645.0(-41.0) 午後:6660.5
※NYC銅(¢/b) 4月:306.70(+0.10)
※LME銅相場
欧米の株価は3月の米小売売上高が予想以上に増加したことなどを好感し揃って上昇したが、銅はユーロ安が上値を抑える形で横ばいとなった。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:720円、午後:730円、N.Y.:740円
【4月14日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:730円(4月9日より-10円)
※上海先物取引所 銅 4月:47970(+720)
※上海は大幅に上昇、中国国内スクラップ(光亮銅)は300人民元の上昇、為替も考慮し雑線はプラス1円(臨時メール)。
※今さらではありますが、確認させて頂きますと、中国向けの輸出については、各品物に因り仕向地が異なります。
※例えば、ミックスメタルは広東省各港であったり、真鍮は寧波港であったり、雑品は台州市、、、という風に公には同じ仕組み、同じ税金である中国各港ですが、実際には様々な差があり、買い手の競争力は地域に因り異なります。
※雑線は中国でも北の方、東北地方の入口の天津港に向けられるのが主力。日本からも大部分がこの地域に向けられてます。
※天津には子牙市に特別な工業団地があり、コンテナの雑線は皆ここで通関を経て荷降し、団地内で加工、ないし周辺地域で加工されます。
※所謂中国側の輸入ライセンスを所有する会社は、全てこの団地に集約されていて約70社が存在してます。※彼等は意外にも横の連係があり、頻繁に情報交換をしている為、日本のどの会社の雑線が良い悪いなど良く知っています。
※日本国内で、仮に、(輸出向け雑線が)突飛な高いor安い価格で売買が成立しても継続されないのは、現地でその話が広がり、団地内の業者がお互い修正を加えてるからだと考えてます。
※雑線(コンテナ:関東地区:【4月14日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):268円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):254円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):241円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):189円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):153円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】 以上
4月15日 相場情報