5月10日 相場情報

御客様各位

【5月10日:今朝の状況】

※為替(ドル円):1ドル=101円83銭【7:00現在】
※N.Y.ダウ:16583(+32)
※N.Y.金:1287.6(-0.1)
※N.Y.原油:99.99(-0.27)
※LME銅($/t)現物 午前:6770.0(+79.5) 午後:6779.0
※NYC銅(¢/b) 5月:310.05(+1.80)
※LME銅相場
週末で目立った手掛かり材料に乏しいなか、4月の中国の銅輸入が倍増したとの前日の報道が、引き続きこの日も材料視され買い上げられた。

※本日時点予想計算値、ロンドン午前:740円、午後:740円、N.Y.:740円

【5月9日:昨日の状況】

※日本国内銅建値:730円(5月7日より-10円)
※上海先物取引所 銅 5月:48890(+540)
※上海先物、銅は比較的大きな上げ。中国内のスクラップ(光亮銅)は前日比プラス100人民元、雑線価格はプラス1円(臨時メール)。
仕入先の営業で北海道から九州回る弊社(ありがたいことに全国にお客様がおります)、最近特に感じるのは、『どこでも津々浦々価格が一緒』ということ。
※恐らく、全都道府県(海がある県であれば)、ほぼ各港から、いわゆるバルク船による、中国向けの雑品輸出が行われてます。
※各港から中国の台州・寧波への船賃は、差があってもキロ当たり1円〜2円程度。 なので、日本の港に迄さえ運べば、中国向けの荷物に運賃格差は、理論上出ません。 その為、北海道でも、九州でも、モーター=○○円となる。 
★実際には、港の経費、通関方法など、日本でも多少各港差がありますが、ここでは無視。
※業界新聞に、故銅価格として、東京・名古屋・大阪とあり、九州地区が安かったりするのは、あくまで国内のメーカーまでの”距離”。その運賃差です。 が、輸出モノに関しては、それがほぼないという話です。
※流通が発達し、コンテナ船やバルク船の価格が革命的に下がったことも影響があると思います。
(ちなみに流通価格が下がらない=高いのは、日本の国内輸送賃。特に陸送賃。)

※雑線(コンテナ:関東地区:【5月9日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):275円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):261円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):248円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):196円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):160円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】             以上