5月28日 相場情報

御客様各位

【5月28日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=102円03銭【7:00現在】
※N.Y.ダウ:16675(+691)
※N.Y.金:1265.50(-26.2)
※N.Y.原油:104.11(-0.24)
※LME銅($/t)現物
午前:7020.0(+29.0)
午後:7030.0
※NYC銅(¢/b)
5月:319.35(+1.35)
※LME銅相場
中国の景気刺激策への期待感から強含みの展開となった。

※本日時点予想計算値、ロンドン午前:760円、午後:760円、N.Y.:770円

【5月27日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:750円(5月21日より-10円)
※上海先物取引所 銅
6月:49910(-60)
※上海は小幅下落、中国国内銅スクラップ(光亮銅)も100人民元と小幅下落。雑線はマイナス1円(臨時メール)。
※(いきなりですが)パラダイムシフトという言葉があります。 今までの常識や認識、思想、価値観が、劇的に変わることを言います。
※最近(と言ってもここ半年くらいでしょうか?)、台州向け雑品で、それを感じます。 具体的には、【雑品の主軸である”工業用雑品”、その大部分を占める”鉄”をガス切りなどして解体、日本国内で鉄は鉄として日本国内で売った方が利益があるということ。】
(逆に言うと、トランス、モーターなど、そのまま出すと、あまりにも利益がない)
※そもそも、日本での解体コストが高いから、そのまま輸出しようというのが、雑品の仕事であったはず。が、環境の変化(★)に因り、全く逆のことをしているという訳=つまり、パラダイムシフトが起きている。
※その環境の変化(★)は一言では言えません。=説明が難しい。順不同で列挙すると、
1鉄の価格の変化(以前に比べ中国が安く・日本が高くなった)
2中国人件費の上昇(、、その割に日本の人件費が低迷している)
3中国税金誤魔化しの不可=利益の減少
4国内集荷競争の激化(に因る雑品単価の上昇、異常な迄の上昇)・・・
と、数えきれない。
※大事なのは、パラダイムシフトが起こったとき、どこまでそれに対応・順応出来るかだと思います。
『適者生存』ですね!・・・おっと、また難しい言葉(笑)。

※雑線(コンテナ:関東地区:【5月27日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):281円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):267円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):254円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):202円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):166円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】
以上