御客様各位
【6月26日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=101円84銭【6:50現在】
※N.Y.ダウ:16867(+49)
※N.Y.金:1322.60(+1.30)
※N.Y.原油:106.50(+0.47)
※LME銅($/t)現物 午前:6890.5(-8.0) 午後:6908.0
※NYC銅(¢/b) 6月:316.05(+1.40)
※LME銅相場 中東情勢の懸念の高まりや、第1四半期の米GDP確報値が予想以上に下方修正されたことなどが嫌気されロンドン時間に下落したが、先行きの米景気回復に対する楽観的な見方が根強いことからニューヨーク時間に切り返し、直近高値を更新して引けた。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:750円、午後:750円、N.Y.:760円
【6月25日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:750円(6月23日より+20円)
※上海先物取引所 銅 7月49850(+10)
※上海市場は今日も小幅な値動き。中国内スクラップ(光亮銅)は、100人民元下げて、雑線価格はマイナス1円(臨時メール)。
※さて、偏に(ヒトエニ)『中国向け輸出』と言っても品物に因って、仕向地が様々であることはいつも申し上げている話。
※雑線は天津、雑品は台州、真鍮は寧波、ミックスメタルは広東省、乃至、浙江省のメーカー・・・というように、、地域に因り(なぜか?)得意なモノが異なります。(注:実は税金のかけ方が地域により異なる。ややこしいので説明は省略。)
※注目すべきは地域だけではありません、その会社の特性も様々と言うこと。
※例えば、天津の雑線客先各社は、言っても小規模=オーナー会社です。日本で言えば問屋さんである為、品質的な問題も、最後は価格の調整などオーナーの一存で解決出来ます。※一方で、寧波の真鍮客先各社は、大企業=株式会社です。 日本のメーカーにあたる為、仮に品質的な問題が起きたとき、微調整が効きにくいです。
※担当者は社内の立場があり、易々と価格の上げ下げが出来ない。日本風に言えば『上司のハンコ(了解)が要る』と、なる訳です。
※当たり前のことを補足しますが、天津の会社が品質クレームに寛容という訳ではありません。誤解ないよう(笑)!
※雑線(コンテナ:関東地区:【6月25日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):275円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):260円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):248円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):195円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):159円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】 以上