7月9日 相場情報

御客様各位

【7月9日:今朝の状況】

※為替(ドル円):1ドル=101円54銭【6:20現在】
※N.Y.ダウ:16906(-117)
※N.Y.金:1316.50(-0.50)
※N.Y.原油:103.40(-0.13)
※LME銅($/t)現物 午前:7155.0(+34.5) 午後:7144.0
※NYC銅(¢/b) 7月:324.30(-0.55)
※LME銅相場
米中の銅需要増大期待を背景にテクニカルな買いが優勢となり一時7200ドル台に乗せたが、欧米の株価下落が嫌気され値を消す展開となった。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:770円、午後:770円、N.Y.:770円

【7月8日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:780円(7月4日より+20円)
※上海先物取引所 銅 7月51740(-60)
※LME、上海相場は小幅な値動き。中国内スクラップ価格はプラス100人民元。雑線価格はプラス1円(臨時メール)。
※さて、昨日の話の続きになります。 中国のスクラップ価格が独自で、国際相場ほどには上がってないという話。
※この2週間(6/23〜7/7)で銅建値が30〜50円/KG上がったのに、雑線は5〜6円/KGしか上がってない。
※歩留まり4割の雑線でその程度の上げなので、歩留まりの更に低い雑品の価格など言わずもがな。
※モーターなど銅の歩留まりが一桁で、単価が60円程度であれば、上がっても
1円とかそんなものでしょう。
※また、バラ船(バルク)に因る輸出は、1000t、1500t単位となる為、”小回り”が効かない。=単価の上げ下げを反映しにくい。 ※コンテナ単位(25〜26t/con)であれば、中国の客先に小幅な相場の上げを、ヘッジして=反映させて売ることが出来ますが、バラ船は無理。
※つまりこの程度の上げ幅では全く単価に影響がないのでは?と予想してます。
※一方で仕入先にしてみれば、いくら雑品と言えど、これだけ銅相場が上がれば『なんぼかつくだろ!!』と言いたいでしょう。 間となる雑品業者の方々の心労が絶えないと思われます。
※雑線(コンテナ:関東地区:【7月8日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):282円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):267円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):255円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):202円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):166円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】                 以上