御客様各位
【7月25日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=101円78銭【6:30現在】
※N.Y.ダウ:17083(-2)
※N.Y.金:1290.80(-13.90)
※N.Y.原油:102.07(-1.05)
※LME銅($/t)現物 午前:7151.0(+86.0) 午後:7172.0
※NYC銅(¢/b) 7月:325.40(+5.90)
※LME銅相場
市場が注目した中国製造業PMIが市場予想を上回り上昇したあとも独、ユーロ圏の製造業PMIが予想を上回り、上げ幅を拡大した。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:770円、午後:780円、N.Y.:780円
【7月24日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:760円(7月18日より-10円)
※上海先物取引所 銅 7月50590(+500)
※上海先物 銅は上昇、中国内スクラップ(光亮銅)はプラス200人民元。雑線価格は、円安も影響ありプラス2円としました(臨時メール)。
※毎日、中国内のスクラップ価格(光、二号など)を基準に、歩留をかけ、税金・加工賃・運賃などのコストを引いて算出してます。
※一方で、実際に、日本国内の雑線価格は『誰が決めているのか?(何に因って決まっているのか?)』
・・・これはかなり、曖昧です。
※先日、仕入先である大手問屋より、弊社の雑線価格が安いとお叱りを受けました。
※しかし、この仕入先が、何を以て弊社雑線価格を安いと言っているのか? 基準となる雑線価格の決まり方が曖昧である為、根拠も曖昧です。
※結局、『同業他社に、この価格で売れるから』というのが、先方の主張の根拠になります。
※しかしこれこそ曖昧の極み。
①歩留まりを判断出来ない同業他社が価格をつけてる。
②新規の(乃至取引開始間もない)同業他社が、多少無理している価格をつけてる。
③仕入先自体が、更に仕入先が言っている高値で買ってしまい、押し付けている。
※などの理由で、不当に高い価格で、(一時的に)売れている可能性があるということです。
※厄介なのは、?で、業界内には、『価格は仕入先が決めるもの』と熱狂的に信じている方がいます(個人的には同意しかねる)。
※いくら不当な高値でも(大概その不当性すら気付いていない)、重要な仕入先からのofferであればその価格でひとまず買い、その価格が正しいと信じ、売り先にもそれを基準に売り込む。極端に仕入先思考が強いと言わざるを得ません。
※無論、弊社価格は絶対ではなく、目安です。 結局、交渉のたたき台にして頂きたい。5円/kg前後は状況に因り、客先に因り、変わります。 やはり相談しないと決められません。
※雑線(コンテナ:関東地区:【7月24日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):284円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):269円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):257円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):204円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):168円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】 以上