8月8日 相場情報

御客様各位

【8月8日:今朝の状況】

※為替(ドル円):1ドル=102円03銭【6:20現在】
※N.Y.ダウ:16401(-41)
※N.Y.金:1311.60(+4.20)
※N.Y.原油:97.34(+0.42)
※LME銅($/t)現物 午前:6980.5(-14.5) 午後:7028.0
※NYC銅(¢/b) 7月:317.05(+0.80)
※LME銅相場
ウクライナ情勢の緊迫化を嫌気して欧米の株価は軒並み下落したが、銅相場は狭いレンジ内の動きに終始した。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:760円、午後:760円、N.Y.:760円

【8月7日:昨日の状況】

※日本国内銅建値:770円(8月6日より-10円)
※上海先物取引所 銅 8月50180(-120)
※上海は小幅下落、中国内スクラップ価格は前日比変わらず、雑線価格は円高の分だけ下げ、マイナス1円としてます(臨時メール)。
※前夜の欧米市場で一時7000ドルを割ったことから、アジア時間に、更なる下げを心配しましたが、今のところ大きくは下がっていません。 但し、日本の建値水準で行くと、一段下げ=760円は予想される処。
※雑線の売買が非常に難しいと感じることがありました。
※主要な仕入先から、雑線を頂きました(a)。20トン以上で大口と言えます。それと同時に歩留まりの悪い線(b)も約3トン頂きました。
※(a)は、長年、非常に品質が良く・安定していて、弊社にとってはとてもありがたいロット。 高値でも頂きたい。《仮に280円》
※一方で、(b)の線は歩留まりが低い。それだけで評価すると価格は安い。《仮に150円》
※こちらとしては、分けて頂いたので、それぞれを妥当に評価したつもりでしたが、先方は全く逆の考え。※実は、今までも(b)のロットは納入していた。量が数百キロであったので、(a)に混ぜていて、それでも問題は起きてなかった(つまり280円で売れてた=弊社は買っていた)。 
※今回、①ロットが大きいため”遠慮して”分け、②価格が下がることも承知していた・・・が、150円は安すぎる!とご立腹。
※当社としては、歩留まりが悪いから!と言わざるを得ませんが、仕入先の本音としては、『だったら少しづつ(a)に混ぜるよ!』でしょう。もしくは『だったら他社に売るよ!』でしょうか。。
※結果として、280円と150円の間の価格=多少被って・赤字で購入することになりました。雑線(a)の長年の貢献分から、利益を還元した形です。

※雑線(コンテナ:関東地区:【8月7日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):286円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):271円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):259円/kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):206円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):170円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】               以上