10月2日 相場情報

御客様各位

【10月2日 日中の状況】
※為替(ドル円)1ドル=108円77銭【11:45現在】
※LME場外($/t)6701.25(+5.25)
※上海先物取引所 10月2日 休場
※中国内スクラップ(光亮銅)は9月30日比マイナス300人民元を予想しています、雑線価格はマイナス2円としました。
※繰り返しになりますが、中国は国慶節の休暇中。相場は予想値を基に算出しました(為替も最新のものを考慮しています)。
※雑線(コンテナ:関東地区:【10月2日11:45現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):296円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):281円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):269円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):216円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):180円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】
以上



御客様各位

【10月2日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=109円04銭【6:50現在】
※N.Y.ダウ:16082(-91)
※N.Y.金:1215.50(+3.90)
※N.Y.原油:90.73(-0.43)
※LME銅($/t)現物
午前:6755.0(+19.0)
午後:6725.5
※NYC銅(¢/b)
10月303.35(+2.80)
※LME銅相場
中国市場が国慶節の大型連休で方向感が定まらないなか、良好な中国経済指標を手掛かりにテクニカルな買い戻しが優勢となった。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:780円、午後:780円、N.Y.:780円

【10月1日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:780円(9月24日より-20円)
※上海先物取引所 銅 10月 休場
※上海先物国慶節で休場。中国内スクラップ(光亮銅)も不明。LMEが70〜80ドル下がっており、為替の円安を考慮しても雑線は1〜2円下がりそうですが、弊社価格は据え置き。2日〜3日になると、だいたいの予想が出来そうな為、価格を敢えて、いじりませんでした。
※台湾に来ています。かつて中国大陸向け雑線の輸出をしていた客先(今は、ほとんどやってない)を訪問しています。
※雑線輸出『事始め』という訳ではありませんが、勝手に中国向け雑線輸出を振り返りますと、実は中国:広東省に出て行った台湾人(主には高雄出身)に、雑線を売るのが、その始まりでした。
※中国政府が解放政策を取った1980年代後半から1990年代前半、人件費の安さを見込み台湾人が中国大陸、それも解放政策が早かった広東省に進出した。(台湾自体の政策も関係してますが、ここでは省略)
※この目論見は成功し、90年代後半には、a日本の一部の商社やb一部の問屋が、当時国内ナゲット業者向け材料であった雑線を、全く加工せずコンテナ詰めし、広東省の台湾人に輸出することになった。
※中国に輸出された雑線は、大量の安い人手で、ひたすら剥線され、大陸に進出した台湾人は儲かった訳です(○)。
※当時、日本ではa商社もb問屋も雑線輸出を手掛ける会社は少なく儲かり(○)、逆に、国内のナゲット業者は雑線を安く仕入れれず迷惑を被った(×)。
※参考迄に言うと、中国での輸入解体業者は、当時資本家(社長)=台湾人、ワーカー=中国人という仕組み。中国人社長は少なく、天津では、まだ雑線解体も大規模には始まっていない。いわんや台州向け(バルク船による)雑品など全く始まってませんでした。
※現在、訪問している台湾人社長は、未だに広東省で輸入解体業をしています。が、メインは米国からのミックスメタルなど。台湾人社長の中には、競争激化から、儲からなくなり同業を辞めていった方も、たくさんおられます。
※雑線(コンテナ:関東地区:【10月1日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):298円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):283円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):271円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):218円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):182円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】
以上